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Androidへの攻撃が急増、バックドアをしかけるマルウェアも――マカフィー調べ

マカフィーが8月のサイバー脅威状況を発表。Androidをターゲットとした攻撃が増えていることが確認された。

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 マカフィーは9月6日、2011年8月のサイバー脅威の状況を発表した。新たに報告されたPUP、亜種を含むモバイルマルウェアは45件となった。

 新たなモバイルマルウェアのうち、Android OSを対象としたものは38件。新種3件、亜種21件、新種のPUPが3件、その亜種が11件という内訳となっている。これまでの月刊検出件数は2011年6月の24件が最高であり、急激にAndroidを対象とした攻撃が増えていることが分かった。

 Android/DrdDreamやAndroid/DroidKungFuの亜種だけでなく、OSの脆弱性を利用してroot権限を奪う新たなマルウェアAndroid/ApkMonも確認されている。これは、海外で写真アプリとして配布されていたもので、root権限を奪取したあとにバックドアをしかけ、情報を外部サーバに送信する。

 そのほかの動きとしては、Symbian OS 9以降を対象とした新種のマルウェアが4件、亜種が2件、新種のPUPが1件検出された。

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