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私用端末を業務に活用――Android向け管理サービス「PALLADION」にBYOD支援機能
日本システムウエアは、同社のAndroid向け端末管理サービスに、私用端末を業務用途で使えるようにする機能を用意した。状況に応じてビジネスモードとプライベートモードに切り替えられる。
日本システムウエアは、同社のクラウド型Android端末向け集中管理サービス「PALLADION(パラディオン)」において、11月7日からBYOD(Bring Your Own Device)支援機能を提供する。
PALLADIONは、Android OS 2.2以降に対応した法人向けスマートフォン集中管理サービス。今回新たに、私用端末を業務で活用できるようにする「BYOD」支援機能が追加される。
このBYOD支援機能は、セキュリティを強化したビジネスモードと、利用制限のないプライベートモードを状況に応じて切り替えることで実現している。ビジネスモードでは専用画面が表示され、機能やアプリの制限、事前に登録したデバイス利用設定への変更、操作ログなど取得機能が適用される。プライベートモードではセキュリティが緩和され、紛失時の対策機能のみを適用できる。
なお、切り替えはアイコンのタップによる手動切り替えと、スケジューラによる自動切り替えの2種類に対応する。
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