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外出先でもスマートデバイスからグループウェアにアクセス――KDDIが企業向けサービス
KDDIが、外出先でもauのスマートフォンやタブレット端末から、企業内のグループウェアにアクセスできるリモートアクセスサービスを提供する。
KDDIは11月22日から、外出先でもauのスマートフォンやタブレット端末から企業内のグループウェアにアクセスできるようにする「KDDI Remote Sync by moconavi」の提供を開始する。
サービスを利用することで、外出先でも企業ドメインのEメールを送受信したり、スケジュールを確認/更新したりできるようになる。通信はSSLで暗号化され、端末内にデータを残さず利用できるなど、安全に社内データを扱えるのが特徴だ。
対応するグループウェアはMicroSoft Exchange2003/2007/2010、IBM Lotus Notes/Domino 6.5/7/8/8.5、Microsoft Business Productivity Online Suite(BPOS)、Microsoft Office 365、サイボウズ Office 8(2012年1月対応予定)、サイボウズ ガルーン3(2012年1月対応予定)。対応するメールサーバはPOP3/IMAP4サーバー。対応端末はauのAndroid端末(タブレット含む)、BREW搭載のauケータイ。
利用料金は、サービス基本料が1契約当たり2万6250円、利用料が1ユーザーIDあたり525円。なお、1ユーザーIDで2つのデバイスまで利用できる。
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