ニュース
手書き文字をiPhoneに転送、自動でテキスト化も――ゼブラのデジタルボールペン登場
手書きの文字や図版をiPhoneに転送、自動で文字のテキスト化も――。ゼブラが文字認識機能付きのデジタルボールペン「TegakiLink Personal」を発売した。
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
ゼブラは、ノートに書いた手書きの文字や図版をiOS端末に転送できるデジタルボールペン「TegakiLink Personal」をリリースした。価格はオープンプライスで、Amazonの販売価格は2万790円。
TegakiLink Personalは、デジタルペンとデータを蓄積して転送する「ベースユニット」、iOSアプリ「T-NOTE」で構成される。ベースユニットを取り付けたノートにデジタルペンで文字や図版を書くと、書いたデータがベースユニットに転送される。ベースユニットをiOS端末に接続してアプリを立ち上げ、アプリの同期ボタンを押すと、文字や図版が画像データとして保存される。アプリには文字認識機能が搭載され、画像と一緒にテキストデータも取得できる。なお、画像やテキストデータは、クラウド型メモサービスの「Evernote」に保存したり、メールで送信したりできる。
電子ペンは、ボタン電池(SR41)2個で連続筆記約80〜100時間利用可能。ベースユニットはリチウムイオン充電式で、2.5時間の充電で連続8時間利用できる。ベースユニットの内蔵メモリは2Mバイト(約100ページ分)。
T-NOTEアプリの動作環境は、iOS 5.0以降のiPhone 3GS/iPhone 4/iPhone 4S/iPod touch(第4世代)。用紙の最大認識サイズはA3用紙で推奨サイズはA4。保存形式はTPE、JPEG、PNG。
関連記事
- スマホ連携ノート「CamiApp」が“人力OCR”対応 「KYBER」とのコラボで
スマートフォン向け専用カメラアプリでノートの内容をデータ化できるコクヨS&Tの「CamiApp」が、オーリッドの“人力OCR”サービス「KYBER」とコラボ。アナログのテキスト内容を自動でデータ化してくれるメモ帳を販売する。 - ノートをiPhoneでデータ化、Evernoteに保存――コクヨS&Tがアプリ付きノートを開発
コクヨS&Tが、Evernote専用のiPhoneアプ付きノート「CamiApp Evernote Edition(仮称)」の開発を開始。2012年春の発売を目指す。 - iOS/Googleカレンダーと同期する手帳 老舗手帳メーカーが発売
手帳メーカーのダイゴーが、iOS/Googleカレンダーと同期できるアナログ手帳「Cal-Sync」を発売。iOSアプリと連携し、アプリで手帳を撮影すると予定の内容がデジタル化される。 - 「iPhoneでデジタル化」前提の「ショットノート」――キングジム、専用アプリも
キングジムは、手書きメモをiPhoneで記録するためのノート「ショットノート」を発売。iPhoneアプリを利用することで、日付などで検索できるほか、Evernoteにも転送できる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.