電話かメールか悩まなくていい？――相手の状況を推測するスマホ向け連絡ツール、NECが開発

「電車で移動中」「会議中」――NECが、連絡相手のスマートフォンの加速度センサーの動きから相手の状況を分析し、適した連絡手段をとれるソリューションを開発した。

[ITmedia]

　NECは2月20日、相手の現在の状況を自動で推定し、状況に合った連絡手段をとれるスマートフォン向けソリューションを発表した。6月に発売を予定する。

　同ソリューションは、システムが連絡したい相手のスマートフォンの加速度センサーのデータを分析し、「静止中」「会議中」「歩いている」「電車で移動中」「車で移動中」という5パターンの中から状況を自動で推測。そのシチュエーションに適したコミュニケーション手段の候補を表示する。これによりユーザーは、状況や手段を意識することなく、適切なコミュニーケーションが行えるという。

　同社は2月27日から3月1日まで、スペイン・バルセロナで開催される「Mobile World Congress2012」のNECブースで、同ソリューションを展示する。

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