スマホから固定電話の番号で発着信を――KDDIが法人向けサービス
KDDIが4月10日から、携帯電話やスマートフォンから固定電話の番号で発着信できる法人向けサービス「auオフィスナンバー」の提供を開始する。
KDDIは4月10日から、auの携帯電話やスマートフォン(iPhone、Android、Windows Phone)から固定電話の番号(0AB〜J番号や050番号)による発着信を可能にする企業向けサービス「auオフィスナンバー」の提供を開始する。東京の03番号や大阪の06番号などの主要都市から提供を開始し、順次エリアを拡大する。
このサービスを利用することで、取引先にケータイやスマートフォンから電話をかける際、名刺やパンフレットに記載した企業の電話番号を相手先に通知できるようになる。
0077−26+相手先番号をダイヤルすることで、あらかじめ登録した固定電話の番号を相手に通知できる(Android向けには専用アプリを用意)。登録した固定電話の番号宛てにかかってきた電話は、登録したau携帯電話の番号に着信させられるので、外出先での対応も可能になる。ほかにも、auケータイ宛の着信を固定電話や自動アナウンスに転送する機能を用意している。
利用料金は基本料金が月額840円(一時金105円)、付加機能利用料は1番号あたり月額105円で、1事業所あたり1050円の一時金が必要。通話料は30秒7.35円(国際電話をのぞく)。提供エリアは、札幌(011)、仙台(022)、東京(03)、千葉(043)、横浜(045)、さいたま(048)、名古屋(052)、大阪(06)、京都(075)、金沢(076)、広島(082)、高松(087)、福岡(092)の固定番号と全国の050番号。利用する固定電話の番号はKDDIが提供する。
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