スマホ連動おもちゃ、続々:海外モバイルニュースピックアップ
海外のモバイル系ニュースを短信でお伝えします。今日のトピックは、スマホ連動おもちゃ、iPhoneを武器化するケース、Samsung Mobileのティーザー広告、iPadを一眼レフにするケースなど。
スマホ連動おもちゃ、続々
スマートフォンやタブレットが急速に広まっていることを受けて、新たな商品を世に送り出そうとしているおもちゃメーカーの取り組みをTIMEが紹介している。
Wowweeという企業は今週、おもちゃとアプリを結びつけた初の玩具をリリースするそうだ。AppGearというシリーズで、小さな飛行機を吸盤でiPadやiPhoneなどに取り付け、フライトを楽しむARシューティングゲーム「Foam Fighters」や、iPad上にゾンビのフィギュアを置いて操作しながら、人間の攻撃をかわして進撃していく「ZombieBurbz」といった製品がある。
とはいえTIMEの記事によれば、アプリは無料ながら、“追加のフィギュアでレベルアップできる”といった仕掛けになっているため、結構お金がかかるのが難点だとか。
iPhone対応のバッグ型スピーカーシステム
Daily MailがiPhone/iPod用のポータブルオーディオシステム「Bag of Rhythm」を紹介している。これはボブ・マーリーのビジョンを受け継ぐ「House of Marley」が制作したグッズで、商品名にある通りバッグ型のスピーカーシステムだ。
カバ材と帆布でできており、短めの持ち手と肩に掛けられる長さのベルトがついている。電源アダプターとバッテリーの双方で利用でき、iPod、iPhoneのチャージにも対応。デュアル4インチスピーカーと2つの1インチツイーターを搭載しており、音質も良いそうだ。価格は250ポンド。
iPhoneをメリケンサックにするケース
ご紹介し忘れていた(というより、エイプリルフールネタだと思っていた)少し前の情報なのだが、iPhone 4/4Sを武器化するグッズ、その名も「iPhone KnuckleCase」が登場している。iPhoneがナックル(メリケンサック)と化すケースで価格は99ドル。プロモーションコードを入力すると、2割引きになるそうだ。「News」ページを見ると、素敵なお姉さんたちが携帯している写真があり、指輪(?)かポーチのように見えなくもない。なかなかおしゃれだ。
iPad互換ドラムでパフォーマンス
The Next WebはiPad互換ドラム(?)を紹介している。
Liat Segalさんというテル・アビブ在住のアーティストが、MicrosoftのThink NextカンファレンスでiPadからロボットドラムをコントロールして、素晴らしいパフォーマンスを行ったそうだ。その様子はビデオで視聴できる。ドラムの詳細に関するSegalさんのブログにも、楽しいビデオや写真が多数掲載されている。
Samsung Mobileが謎のティーザー広告
Samsung Mobileがこの週末、謎のツイートを流したことが、多くのサイトで紹介されている。「Destination: tgeltaayehxnx」というこのツイートから、tgeltaayehxnx.comにアクセスすると、「tgeltaayehxnx」を正しく並べ替えよというパズルが現れる。これを正しい順番にすれば、「次のGalaxy」を紹介するサイトにアクセスできる。週末はカウントダウンが表示されていたようだが、現在はティーザー広告が公開されている。
Androidタブレットと位置情報の活用でバスの運行をスムーズに
Androidタブレットと位置情報の活用で、バスの運行をスムーズに――。ジョージア工科大学が行っているこんな実験について、The Vergeが紹介している。
このシステムは、従来のように決められた時刻表に従うのではなく、他の車両との関係を見ながら運行計画を立てるというもの。運行の遅れを取り戻そうと、複数のバスが同じバス停に団子状態で到着するのを防ぐことを目的としている。
このシステムは、AndroidタブレットのGPSを使用して、バスがどこにいるかを中央サーバに報告。その結果をサーバ側で解析し、ドライバーに適切な運行の指示を伝える。第1回目のテストでは、バスの運行間隔が短くなるなど良好な結果が得られ、ドライバーや乗客からも好評だったという。プロジェクトを率いるJohn Bartholdi氏は今後、このシステムが地下鉄などの他の交通機関にも応用できるのではないかと考えている。
空のビール瓶にiPhoneを入れて密輸
ビール瓶の中に、iPhoneはいくつ入るのか? 中国で空のビール瓶にiPhoneをひそませ、密輸しようとした事件が発覚した。香港から深川まで運ばれたが、税関の職員達が空ビンにしては少々重いことに気づいてチェックしたところ、瓶の中程にテープが巻かれているのを発見。瓶は切断されており、中にiPhoneが仕込まれていた。合計216台のiPhone 4/4Sが発見されたそうだ。巧妙な瓶の仕掛けは、ビデオで確認できる。
iPadを一眼レフにするケース
以前、iPhoneを一眼レフカメラにするレンズキットをご紹介したが、今度はiPadを一眼レフに変身させるデバイスの話題を。
Manhattan Edit WorkshopのJosh Apterさんが考案したiPadを三脚に取り付ける「Padcaster」、SLRレンズをiPadにマウントする「Lenscaster」というデバイスが登場した。Engadgetが掲載している紹介ビデオを見ると、ビデオ撮影になかなかの威力を発揮しそうだ。
まもなく商品化されるそうで、価格はPadcasterが200ドルほど、Lenscasterは60ドルほどになる予定。今後、このキットを使用してiPadで撮影するカメラマンの姿があちこちで見られるかも?
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