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2011年度第4四半期の携帯出荷、スマホが初の半数超え――JEITA3月携帯出荷台数
電子情報技術産業協会が3月の携帯出荷台数を発表。合わせて第4四半期と2011年度の累計出荷台数も公開した。第4四半期の出荷実績ではスマホ比率が初めて5割を超えている。
電子情報技術産業協会(JEITA)は5月15日、2012年3月の携帯電話・PHS国内出荷台数を発表した。携帯電話とPHSを合わせた国内出荷台数は314万4000台となり、3カ月ぶりに300万台越えを果たした。
携帯電話の出荷台数は、春の商戦期にスマートフォンの販売が好調だったことから、前年同月比108%の295万3000台となり、4カ月連続で前年同月を上回った。PHSの出荷台数は前年同月比100.9%の19万1000台で、2カ月連続で前年同月比プラスとなった。
今回、年度末までの出荷台数が出そろったことからJEITAでは、2011年度第4四半期(1〜3月)と2011年度(2011年4月〜2012年3月)の累計出荷台数も発表している。第4四半期の移動電話の国内出荷台数は797万7千台で、うちスマートフォンの出荷台数は423万4千台。移動電話に占める割合は初めて5割(53.1%)を突破した。
2011年度の移動電話の国内出荷台数は3082万5千台で、スマートフォンの出荷台数は1323万7000万台に達した。2010年度のスマートフォンの出荷台数は349万2000台にとどまっており、この1年でスマートフォンの出荷台数は約3.5倍増加したことになる。
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