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“どの洋服を手に取ったか”を見える化――次世代ハンガー型什器が登場
来店者が気に入った洋服を手に取ると、近くのディスプレイに広告を表示。店舗側は、来店者がどの服を手にとったかが分かる――。こんなハンガー型什器がお目見えする。
来店者が気に入った洋服を手に取ると、近くのディスプレイに広告を表示。店舗側はどの服が手に取られたかが分かる――。9月6日、こんなハンガー型什器「teamLabHanger」が、VANQUISH池袋P’パルコ店にお目見えする。
teamLabHangerは、ユカイ工学とチームラボが共同開発した衣料店向けの什器。ハンガーにはLow Energy規格のBluetoothが搭載され、来店者が洋服のかかったハンガーを手に取ると、システム側に情報を通知。通知を受けたシステムは、その洋服に関連するプロモーション映像を店内のディスプレイに表示するよう指示を出すと同時に、“手に取った履歴”を保存する。
これにより、来店者は気に入った洋服に関する情報を店内のディスプレイで見ることができ、店舗側はどの洋服が手に取られたかを確認できるようになる。
ハンガーはコイン型リチウム電池で1年半稼働。Bluetooth Low Energy規格への対応により維持管理コストを削減でき、導入が容易になったという。
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