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手のひらAR技術使ったAndroidアプリ「ガクブルペンギン」 au損保が提供
au損害保険がKDDI研究所の手のひらAR技術を使ったAndroidアプリ「ガクブルペンギン」を提供する。手のひらの上でペンギンの動きが楽しめる。
au損害保険は5月24日、KDDI研究所の開発した「手のひらAR」技術を使ったAndroidアプリ「ガクブルペンギン」を提供すると発表した。同社の開業に合わせ、25日からau one Marketで無料配信する。対応端末はIS03、IS05、IS06。
ペンギンキャラクターを通じて保険の必要性などを親しみやすくユーザーに伝えるアプリ。交通事故多発交差点やゴルフ場、空港などに近づいたユーザーにペンギンが保険商品を案内する「ガクブルマップ」機能、端末カメラで手のひらを映すと3Dキャラクターが現れて動き出す「手のりペンギン」機能、「au損保」ロゴにカメラをかざすと商品プランなどが浮かび上がる「ロゴよみカメラ」機能を提供する。AR機能はKDDI研究所の技術を活用し、アプリはチームラボが制作した。
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