PCサイトとスマホサイトを同時に生成できるCMS――「vibit CMS 6」
PCサイトと同じ編集画面でスマホサイトも生成――。ヴィビットインタラクティヴが、PCサイトのリソースをスマホサイトのコンテンツとして利用可能にする「vibit CMS 6」をリリースした。
ヴィビットインタラクティヴは、PCサイトと同じ編集画面でスマホサイトも生成できる「マルチサイト編集・生成機能」を備えたCMS(Content Management System)「vibit CMS6」の販売を開始した。
vibit CMS6は、公開ページと同様の画面を見ながら、直感的な操作でコンテンツの更新や追加を行えるASP型のCMSサービス。スマートフォンの普及に伴い、スマートフォン向けサイトのニーズが高まってきたことから、既存PCサイトのコンテンツをスマホサイトのコンテンツとして利用可能にする機能を新たに用意。PCサイト、スマホサイト向けに見せたいコンテンツをブロック記事単位で選択できる機能も提供する。ほかにも、Officeソフトのような画面と操作でテキストの装飾や画像の挿入、表の作成、ブロックパーツの挿入などを行える「リッチエディター機能」を装備した。
利用料金は、200ページまでの小規模サイト向けサービス「vibit CMS 6 ライト」の年間利用料金が18万9000円(別途、初期導入費15万7500円が必要)、1000ページまでの中規模サイト向けサービス「vibit CMS 6 スタンダード」の年間利用料金が37万8000円(別途、初期導入費63万円が必要)、3000ページまでの大規模サイト向けサービス「vibit CMS 6 アドバンス」の年間利用料金が63万8000円(別途、初期導入費126万円が必要)。
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