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スマホサイト変換サービスの「ラウンドアバウト」、Windows Phone 7に対応
スマートフォンサイトを基準にモバイルサイト変換を行う「ラウンドアバウト」がバージョンアップ。新バージョンではWindows Phone 7に対応するとともに、CDNとの連携を強化。IIS版も同時にリリースされた。
シンメトリックは、モバイルサイト変換サービス「ラウンドアバウト」をバージョンアップし、新機能を追加した。新バージョンとなる「ラウンドアバウト バージョン2.1」では、Windows Phone 7に対応するとともに、CDN(Contents Delivery Network)との連携を強化。サーバインストール型製品には、Windows Server 2008 R2に対応するIIS版を追加した。
ラウンドアバウトは、基準となるスマートフォン向けサイトを作成するだけで、すべてのフィーチャーフォン向けサイトを生成できるモバイルサイト変換サービス。機種やOSの違いを吸収し、見た目を整えた変換を行うのが特徴で、新バージョンでは従来のAndroidとiPhoneに加え、Windows Phone 7にも対応した。
従来、Linux(kernel2.6)を対象OSとしていたサーバインストール型製品には、新たにWindows Server 2008 R2に対応したIIS版を追加。従来のLinux向け機能をすべて備えた上で、クッキーエミュレーション機能が搭載されている。
また、大規模サイトで利用例の多いCDNとの連携を強化し、大規模なアクセスに対してもシステムを巨大化せず、CDNで負荷を分散できるようになった。
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