ニュース
髪留めにできる小型の防水活動量計、スマホにタッチでデータ転送も――MTIが開発
MTIが髪留めやブレスレットのように装着できる小型の防水活動量計を開発。通信機能を装備しており、BluetoothやNFCでスマホにデータを転送できる。
エムティーアイが、アコーズ、エステラと共同で、防水対応の小型活動量計を開発した。測定したデータを記録できるスマートフォン向けダイエットアプリも開発中で、2013年1月からサービスを開始する。
同社が開発した防水タイプの活動量計は、重さ約9グラム、直径27ミリと小型軽量なもので、髪留めやブレスレットのようにアクセサリー感覚で装着できるのが特徴。3軸加速センサーを搭載しており、歩数や活動消費カロリー、総消費カロリーなどのデータを計測できる。
活動量計には、近距離無線規格のBluetooth Low EnergyとNFCの2つの通信機能が搭載され、計測データをiPhoneやAndroid端末などのスマートフォンに転送できる。エムティーアイでは、この活動量計や体組成計との連携に対応し、活動量や体重、体脂肪などのデータを管理できる無料ダイエットアプリを開発しており、2013年1月をめどに提供を開始する予定としている。
エムティーアイは女性の生理周期を記録するアプリ「ルナルナ」の開発も手がけており、ダイエットアプリには日々の体重管理と生理周期をベースに、やせにくい時期ややせやすい時期を算出してアドバイスする機能なども盛り込むという。
関連記事
- NTTドコモ、ヘルスケア事業に本腰――オムロンと新会社「ドコモ・ヘルスケア」設立
健康機器で収集したデータをモバイル網を通じてクラウド上に蓄積し、健康支援サービスへと展開――。NTTドコモとオムロンヘルスケアが、こんなサービスを実現する新会社を設立した。 - シャープ、健康機器と通信するスマホ向け専用ミドルウェアを開発
シャープは、スマホを健康機器同士の通信規格“コンティニュア”に対応させる専用ミドルウェアを開発した。2012年夏モデルの「AQUOS PHONE st SH-07D」に搭載されている。 - 2012年は“一般ユーザーのスマホ元年”――MTIに聞く、コンテンツ対応の“はずせないポイント”
“一般ユーザーのスマホ元年”――。MTIの小畑氏は、向こう1年のトレンドをこう予測する。これまでとは異なるユーザーがスマートフォンを使い始める中、コンテンツプロバイダは、どこに気を配るべきなのか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.