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シャープ、健康機器と通信するスマホ向け専用ミドルウェアを開発
シャープは、スマホを健康機器同士の通信規格“コンティニュア”に対応させる専用ミドルウェアを開発した。2012年夏モデルの「AQUOS PHONE st SH-07D」に搭載されている。
シャープは6月18日、健康機器同士を連携させる無線通信規格「コンティニュア」に対応したスマートフォン向け専用ミドルウェア「SHヘルスケアインターフェイス」を発表した。NTTドコモの「AQUOS PHONE st SH-07D」に搭載されている。
SHヘルスケアインターフェイスを搭載したスマートフォンは、エー・アンド・デイが開発した体組成計「UC-411PBT-C」など、コンティニュア規格対応の機器で計測したデータを自動収集できる。従来のFelicaを使った場合よりも、多くの健康機器と連携できるという。
収集した測定日時や体重、体脂肪率などの測定データは、NTTレゾナントの提供するクラウド型健康管理サービス「goo からだ ログ」へ、スムーズに送信できる。手軽に健康状態の変化を把握でき、健康管理に役立てることが可能だ。
現在の対応機種はSH-07Dのみだが、シャープはほかのスマートフォンや、健康サービス・健康アプリケーションのサポート拡大を検討していくという。
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