コンシューマー向けブランド調査、順位にモバイルが影響か――Samsungがトップに:調査リポート
コンシューマー向けブランドの調査で、好みのブランドのトップをSamsungが獲得した。Appleも3位に入るなど、モバイル端末の人気ブランドが上位を占めた。
調査会社のStrategy Analyticsが12月12日に発表したコンシューマー向けブランドの調査で、好みのブランドのトップをSamsungが獲得した。Appleも3位にランクインするなど、モバイル端末の人気ブランドがランキングに反映した格好となった。
Strategy Analyticsの一部門で、テレビ、携帯電話、ビデオ、メディア分野におけるコンシューマー調査オンラインデータベースサービスを手がけるConsumerMetrixが調査を実施。購入意欲や購入の意図、期待、利用や所有の動向などから、好みのブランドを割り出した。
トップ5は、上位から順にSamsung、ソニー、Apple、Hewlett-Packard(HP)、LG。Samsungは前回比4.4ポイント増となり、前回調査でトップを獲得していたソニーを押さえて首位に立った。3位のAppleも2.3ポイント上昇し、3位に食い込んだ。なお、高所得者層ではAppleがSamsungを押さえてトップを獲得しており、フランスとドイツでは他の市場と比べてAppleのスコアが低いという。
モバイル中心で展開するブランドは苦戦が目立った。Nokia、Motorola、BlackBerry(Research In Motion)は全てスコアを落とし、順位はそれぞれ7位、13位、16位だった。
6位以降17位までは、Panasonic、Dell、Nokia、Philips、東芝、Acer、シャープ、Asus、Motorola、三洋、BlackBerry、Lenovoの順となっている。
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