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車で移動中のスマホ、Wi-Fi機能を自動でオフに――ISPのエンジン、ソフトバンクスマホ2機種に採用
センサーのデータをもとに、端末がどんな“状態”にあるかを検知し、不必要なときにWi-Fiに接続しないよう制御する。
Wi-Fi利用時のバッテリー消費を気にするユーザーが増える中、その解決に役立つ技術をアイエスピーが開発した。この技術はソフトバンクモバイル端末の「移動中Wi-Fi接続制御」に採用され、対応端末2機種がリリースされている。
アイエスピーが開発したのは、スマートフォンに搭載されたセンサーから出力されるデータをもとに、端末がどんな“状態”にあるかを検知し、出力するソフトウェアエンジン。エンジンが出力する“状態”から、端末を持っているユーザーが停止しているのか、歩いているのか、車に乗っているのかといった状態を推測できるため、持ち主の状態に応じたサービスや機能をスマートフォンを通じて提供できるようになる。
アイエスピーはエンジンの特徴について「短時間での判定が可能」「ソフトウェア実装のため、あらゆる機器への搭載が可能」「GPSを利用しないため、地下街や建物の中でも検知が可能」という3点を挙げている。
ソフトバンクの移動中Wi-Fi接続制御は、同社のWi-Fiスポットの利便性向上に向けた取り組みの1つで、車などでの移動中に、不要なWi-Fiに接続しないように制御する機能。12月時点で「PANTONE 6 200SH」「AQUOS PHONE Xx 203SH」の2機種に搭載され、対応機種は順次拡大されるという。
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