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障害児の学びにITを活用――ソフトバンクモバイルらが「魔法のランププロジェクト」協力校を募集
障害を持つ子供の学習や生活支援に携帯情報端末を役立てようという「魔法のランププロジェクト」が、協力校を募集。協力校にはスマートフォンやタブレット端末を一定期間無償で貸し出す。
障害を持つ子供の学びをスマートフォンやタブレット端末で支援――。東京大学先端科学技術研究センター、ソフトバンクモバイル、エデュアスが、「魔法のランププロジェクト」の協力校を募集している。
このプロジェクトは、協力校にスマートフォンやタブレット端末を一定期間無償で貸し出し、教育現場や日常生活での活用を通じて具体的な事例を研究・公開するもの。協力校が校内や地域で活用セミナーを実施することで、ITを活用した「学習のバリアフリー」の促進を目指す。
応募資格は日本国内の特別支援学校で、応募期間は2月25日午後5時まで。選考結果は3月中旬までに応募者に通知され、4月から2014年3月末までの1年間、携帯情報端末が貸し出される。応募の詳細と概要は、魔法のプロジェクトサイト(外部リンク)で確認できる。
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