大手ショッピングモール出店の次は──NTTデータ「ECBOX SmartASP」セキュリティを重視したECシステムASPサービス

大手ポータルサイトのショッピングモールへの出店は成功した。しかし独自サイトを開発・構築するほどの投資はかけられない──。そんなECサイト事業者に最適な、高機能EC ASPサービスがNTTデータから登場した。

» 2007年03月12日 00時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR

ホワイトペーパー

関連リンク

ECBOX

ECサイト構築ソリューション


ECBOX SmartASP

ECサイト構築ASPサービス


 すでに1兆円を超え、2兆円規模となるのが目前に迫っているPC向けEC市場。超大規模ECサイトがある一方で、中小のショッピングサイトを束ね、ECサイトの裾野を拡大する役割を果たしてきたのが、大手ポータルサイトなどが運営するショッピングモールだ。

 ECサイト運営に必要な最低限の要素があらかじめ準備されており、基本的には低コストでサービスが始められるのが特徴。しかし、ショッピングモールである程度成功を収めたEC事業者にとっては、さまざまな制限がさらなる発展の足かせにもなってきている。

 例えば、ショッピングモールの多くはモール全体として集客を行い、検索や広告などを通して出店しているモール内の店舗へ誘導している。スタートしたばかりの店舗にとっては送客力が魅力だが、規模が大きくなったときには顧客を自社だけで囲い込むという戦略が取りづらいことがデメリットとなる。「独自のポイントサービスを提供したい」と思っても、あまり柔軟な手が打てないのだ。

 かといって、自社のECサイトを一から構築するには、多大な投資が必要になる。隅々までカスタマイズできる代わりに、いわゆるシステム開発と、日々の安定運用に気を配らなければならない。

ショッピングモール出店と自社ECサイト構築の中間層に向けた、NTTデータのECBOX SmartASP

 そんなEC事業者の悩みに応える、次のステップとして最適なサービスが、NTTデータが提供する「ECBOX SmartASP」だ。

 これは、NTTデータが豊富な経験に基づいて設計したホスティングサービスに、国内140社以上、全世界では380社以上の導入実績を持つコマース21のECパッケージを組み合わせたASPサービスだ。

 大きな特徴は4つある。1つは高機能なECパッケージを、大きな初期投資を必要とせず、月額使用料が中心のASPとして利用できる点だ。独自のECサイトを開発するのとは違い、ホスティングされたサーバに導入するため、ソフトウェアはもちろん、ハードウェアなどの購入も必要ない。

ECBOX SmartASPのECシステム──特徴的な標準機能

 「商品を探す」−「商品を選択する」−「購入する」という購買プロセスをサポートする機能はもちろん、重要なのが“ユーザーの購買意欲をアップさせる”仕掛け。SmartASPには、そのための機能が標準で備わっている。

 1つは「レコメンデーション機能」だ。会員の、性別、年齢、地域、趣味、購入履歴、会員ランクなどに応じて、トップページ、マイページ、ショッピングカートなどへ、推薦商品を表示できる。例えば、「30代女性でゴールド会員」がアクセスしたら、この商品をお勧めするページを表示する──といった機能が標準搭載されている。EC事業者は、会員の属性に合わせて商品を選びページを作成すればいい。

 2つ目として、ユーザーが商品の評価・コメントなどを、カスタマーレビューとして投稿する機能を備えている。いわゆるユーザーによるクチコミ機能を、標準で準備しているわけだ。もちろん、不適切なコメントが書き込まれる可能性を踏まえて、コメントの公開/非公開などが管理できる管理者画面も用意されている。

 3つ目として、ユーザーの状況に応じて画面を変更する「3モードセッション機能」を用意した。これは、会員でログイン済みなのか、会員だが未ログインなのか、非会員なのかによって表示する画面を変えられる機能だ。会員であれば先のレコメンデーション機能を用いて属性に応じた商品のお勧めが可能。さらに、非会員であっても、それを判別して推薦商品を表示できる。


 

 2つ目は最短1〜2カ月という短期間でサービスを提供できる点だ。ホスティングして利用するサーバは共用ではなく、専用のものが用意される。通常、専用サーバの準備には時間がかかるが、VMwareを使った仮想化によってセットアップの高速化が図られている。NTTデータは、国内で最も仮想化技術者が多く、その経験を生かした仕様だ。期間は短くとも、最も重視するのは信頼性とセキュリティ。1社ごとに、Webサーバ2台とデータベースサーバ2台の冗長構成をとり、もしもの時のトラブルに備えている。同社がシステム開発で培ったノウハウを生かした。

 3つ目は、信頼性と高いセキュリティを持ったデータセンターを利用していることだ。ECサイトは顧客の個人情報を扱うため、何よりもセキュリティが重視される。その点、SmartASPではアクセスが良く、金融機関のシステムにも使われるNTTデータのデータセンターを使用。電源は2系統を用意し、自家発電機設備も準備している。入退室には厳重な管理を行われており、強固なセキュリティには定評がある。

 4つ目は、ECビジネスをサポートする各種オプションを豊富に取りそろえた点だ。クレジットカードから代引き、コンビニ決済や口座振替まで各種決済方法をオプションとして用意している。さらに、商品の出荷や配送、返品センターの運営など、物流部分も提供が可能だ。CRMやプロモーションについても、メールマガジンの発行はもちろん、リスティング広告やブログを使ったプロモーションまで多彩なメニューを取りそろえている。

物流業務 決済〜倉庫保管〜配送までのフルアウトソーシングから、要望に応じた個別メニューを組むことも可能
物流代行サービス ピッキング、梱包、出荷作業、倉庫保管、配送業務
入金管理サービス 代金回収、入金業務

売上向上施策 売上向上をサポートするさまざまな仕掛けを提供
Webマーケティング リスティング広告/アフィリエイト代行/SEOコンサルティングサービス
ブログとの連携 BLOGNEXT(ASPサービス)にて提供

CRM/メールマーケティング メールマガジン配信サービスを、ASPサービスにて提供
メルマガ配信ASPサービス 顧客属性や趣味に合わせたパーソナライズドメールをOne to Oneで、かつ大量、高速に配信

その他  
コールセンター業務 オペレーターによる電話/FAXによる問い合わせ対応
Webサイトデザイン構築 ECサイトのデザインを提案
モバイル対応 コマース21のモバイルオプションパッケージを利用可能
セキュリティ対策 NTTデータが提供するセキュリティ診断サービスを紹介

 基本的にNTTデータが各サービスの窓口を務めるが、「ECに関する面倒なことを代行する」フルフィルメント業務の部分は、NTTデータの子会社である専門企業、イーボスジャパンが担当する。例えば、顧客からの問い合わせを処理するコールセンター業務でいえば、コールセンターとEC事業者の間にイーボスジャパンが入るため、定型的な業務や返品・再配達などの処理はほとんど上がってこない。本当に対応しなくてはいけない顧客とのやり取りに集中できるというわけだ。

ショッピングモール利用料が負担になってきたら

 ECBOX SmartASPに最適なEC事業者は、ECでの売り上げが年間1億円から1億5000万円くらいの規模だ。月商でいうと1000万円を超えるあたりが、ちょうど該当する。

 大手ショッピングモールでは、売上額に応じて利用料を支払わなくてはならない契約になっており、EC事業者は「システム利用料が負担になってきたな」と感じる規模だろう。また運営も軌道に乗ってきており、「独自ユーザーをつかまえたい。囲い込みたい」と思い始めているはずだ。

 SmartASPのシステムは、こうしたEC事業者に対して過大な投資を強いることなく、必要な機能を十分に持ったASPサービスである。さらに、今後SmartASP上でのECビジネスが順調に伸びて、機能拡張が必要になったとしても、さまざまなカスタマイズが可能なのが特徴だ。

 例えば独自のポイントシステムを導入したい場合も、モジュールとしては既に準備済み。機能カスタマイズという形で、さまざまな機能を追加できる発展性を持っている。

 SmartASPの初期費用は1000万円。その中には1人月分のシステムエンジニアの費用が含まれており、デザインカスタマイズが可能だ。月額ASP費用は100万円で、システム利用料、ホスティング利用料のほか、保守費用が含まれている。ECシステムについては必要な機能がほぼそろっており、通常のECサイトを運営するのに別途オプションを付ける必要がないため、価格面でもリーズナブルだ。

 またNTTデータがこれまでの受託システム開発で培ったノウハウをつぎ込んで作っているサービスだということも信頼感を増す。SmartASPには、NTTデータが得意としている独自ECサイト開発のノウハウがつぎ込まれているわけだ。

 大手ポータルサイトのショッピングモール出店から、さらなる一歩を踏み出したいEC事業者にとって、信頼性と機能のバランスに優れた魅力的なサービスであろう。

ホワイトペーパーをダウンロードしていただけます!

NTTデータ――「ECBOX」

ECサイト事業者必見!高機能かつ高信頼性のバランスに優れたECサイト構築ソリューション「ECBOX」の詳しい資料が、TechTargetジャパン ホワイトペーパー ダウンロードセンターで入手できます。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:株式会社NTTデータ
制作:ITmedia Biz.ID編集部/掲載内容有効期限:2007年3月31日