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世界最速の“走る美術館”「現美新幹線」 上越新幹線で来年春から

新幹線車内で現代アートを楽しめる「GENBI SHINKANSEN」(現美新幹線)が上越新幹線で来年春に運転を開始する。

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 JR東日本は、現代アートを楽しめる観光列車「GENBI SHINKANSEN」(現美新幹線)を上越新幹線(越後湯沢〜新潟間)で来春から運転する。“世界最速の芸術鑑賞”を掲げ、車内にアート作品を展示し、特産品を使ったスイーツを提供するカフェも設ける。

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外装のイメージ

 長岡市の花火をイメージした外装は写真家・映画監督の蜷川実花さんが担当。車内インテリアは、松本尚さん(絵画)、小牟田悠介さん(平面)、古武家賢太郎さん(絵画)、paramodelさん(絵画・彫刻)、石川直樹さん(写真)、荒神明香さん(立体)、ブライアン・アルフレッドさん(映像)――と、車両ごとに異なる現代アーティストが制作する。

 13号車にはカフェも設営し、魚沼産コシヒカリや佐渡バターなど新潟県の特産品を使ったスイーツ、燕市のコーヒーなどを提供する。全6両編成で、座席数は105人を予定。臨時列車として土日を中心に年間120日運転するという。

 「新しい東日本エリアを発見・体験」をテーマに、地域の活性化・観光流動の拡大に取り組むJR東日本の事業の一環だという。

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13号車カフェのイメージ
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「現美」をモチーフにしたシンボルマーク

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