調査リポート
結婚式の総額は352万円、昨年に比べ19万円の増加
挙式・披露宴の総額は平均352万7000円で、昨年と比べ19万円増加していることが、結婚情報誌「ゼクシィ」の調査で明らかになった。
挙式・披露宴の総額は平均352万7000円で、昨年と比べ19万円増加していることが、結婚情報誌「ゼクシィ」の調査で明らかになった。「消費税が8%になったことも、総額を押し上げた要因ではないか」(ゼクシィ)と推察している。消費増税によって予算削減が懸念されたが、「影響はなかった」という人は95.9%。増税によって結婚式の予算を減らした人はほとんどいないことが分かった。
披露宴に招待した人数の平均は72.5人で、昨年の調査とほぼ同じ。内訳をみると「親族」は年々減少する一方、「学生時代の恩師・友人(勤務先以外の友人)」は年々増加傾向にある。また、ご祝儀総額の平均は227万1000万円で、昨年の調査とほぼ同じ。ただ、カップルの自己負担額の平均は142万7000円で、昨年の調査と比べ17万7000円増加した。
挙式のときに行った演出で、最も多かったのは「親からベールダウンしてもらう」(61.0%)。次いで「フラワーシャワー、ライスシャワー」(60.5%)、「ブーケトス、ブーケプルズ」(38.8%)という結果に。2010年に行った調査と比べ「親からベールダウンしてもらう」は37.8ポイント、「列席者の子どもにリングボーイ・フラワーガールなどを務めてもらう」が4.6ポイント増加している。
郵送による調査で、2014年4月〜2015年3月までに結婚をした、または結婚の予定があった男女6145人が回答した。調査期間は4月23日から6月4日まで。
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