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マツダ、北米向けに初のディーゼルエンジン車 新型CX-5に搭載
マツダが2017年後半から北米市場に投入する新型SUV「マツダ CX-5」にクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」を搭載すると発表した。
自動車メーカー大手のマツダは11月17日、2017年後半から北米市場に投入する新型SUV(スポーツ多目的車)「マツダ CX-5」にクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」を搭載すると発表した。北米向けのディーゼルエンジン車はこれが同社初。
SKYACTIV-D 2.2は、高回転域まで軽快に伸びるパフォーマンスや優れた燃費性能が特徴。加えて、高価なNOx(窒素酸化物)後処理装置なしでポスト新長期規制(2009年排出ガス規制)に適合するクリーン性能を実現するため、北米の厳しい排出ガス規制もクリアできる見通しだという。
同社の丸本明副社長執行役員は「このエンジンは北米市場で優れた走りと環境性能の両方を求める顧客にとって新しい選択肢になり得る」とコメントした。
ディーゼルエンジン車については、昨年9月に発覚したフォルクスワーゲンの排ガス不正問題がきっかけで、業界内外から厳しい目が向けられている。
新型CX-5は2017年2月に日本で発売する予定。
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