ナルシストだと思う企業は?――与信管理サービスのリスクモンスターの調査によると、1位は電通(8.4%)だった。次いでApple(7.9%)、トヨタ自動車(7.5%)が並んだ。
本調査における「ナルシスト企業」とは、自社の事業内容や商品・サービス、社風、業界内ポジション、雇用条件・待遇などに対して、多大な自信や愛情を有している社員が多い企業のことを指す。
電通がナルシスト企業に選ばれた理由は、「各業界に影響力を及ぼしており、それを自覚し、コントロールしている」「全てを牛耳っていると思っている」「給与が良く、派手な印象がある」などが並ぶ。
2位になったAppleは、「会社や自社製品への愛がとても高い」「製品や社風が独自路線を行っている」「スティーブ・ジョブズに憧れを持った人材が多い」というイメージが持たれているという。
3位のトヨタ自動車に対しては「日本のトップ企業という自負がある」「自社に誇りを持っている」「売り上げ・待遇が良い」といったコメントが寄せられた。また、4位となったソフトバンクグループについては、孫正義社長の存在感について触れたコメントが多かった。
ナルシスト企業が多いと思う業種は、1位が「メディア」(32.0%)、2位が「IT、情報通信」(29.1%)、3位が「エンタメ、レジャー」(25.9%)だった。
リスクモンスターは、ナルシスト企業に対するイメージについて「事業内容や業界内のポジション、雇用条件から生じる『偉そう』『傲慢』『勘違いしている』といったマイナスイメージと、商品の品質や先進性、社風や待遇などから生じる『会社愛が強い』『商品愛が強い』といったプラスイメージとに分かれる」と分析。ランキング上位企業では、電通、国家公務員、東京電力などはマイナスイメージが強いのに対して、Apple、トヨタ自動車、スターバックス、オリエンタルランドはプラスイメージが強いという。
調査は9月24〜25日、20〜39歳の未婚男女を対象にインターネットで行い、800サンプル(複数回答可)の回答があった。
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