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常見陽平のサラリーマン研究所:

ビジネス界は「あれはオレがやりました」で溢れている (1/3)

雑誌のインタビューに出てくる「俺がやりました」的な奴は、疑ってかかったほうが良い。期待するほどそいつは仕事していない。実際は、みんながそれなりに仕事をしているのだ。

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 私は意識高い系が嫌いだ。ぶっちゃけ、見かけると虫唾(むしず)が走るレベルである。『「意識高い系」という病』なんて本まで出している。ネット上では、意識高い系批判の急先鋒として知られており、有名ブロガーなどから嫌われまくっているのだ。

 余談だが、意識高い系っぽい人をウォッチしようと思って、Twitterをのぞきに行ったら、ブロックされていてびっくりすることがよくある。その人とは、何もやりとりがないのにである。いきなりウルトラマンのスペシウム光線をくらい、秒殺されたかのような気分だ。街を壊すチャンスくらいくれよと言いたい(※編集部A嬢も、やりとりがなくてもむかつく人をガンガンブロックしているという)。

 そんな私だが、実は昔は意識が相当高かった。意識ライジングだったのだ。ビジネス書を買いあさり、勉強会にも顔を出すという究極の意識高い系だった。

 ビジネス雑誌をチェックし、活躍する同世代のビジネスパーソンを見ては「刺激」を受け、「素晴らしい」などと感じていたわけだ。「自分の市場価値」を上げなくちゃと思ったりもした。教えてくれたことをSNSなどで「シェアさせていただいた」こともよくあった(カッコでくくったやつは、全て意識高い系用語である)。

photo 常見氏も昔は「意識高い系」だった(写真はイメージです)
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