アマゾンジャパン(Amazon.co.jp)は9月6日、東京・八王子市に新たな配送センター「アマゾン八王子FC(フルフィルメントセンター)」を開業し、11月に稼働予定と発表した。延べ床面積は約3万7000平米で、国内16か所目の物流拠点。
アマゾンジャパンのジェフ・ハヤシダ社長は、「多くのお客さまがいらっしゃる首都圏エリアに、新しいFCを開業することができ大変うれしく思います」とコメントしている。
アマゾンは物流拠点を各地にオープンし、配送網を強化している。8月には大阪・藤井寺市に西日本エリア初のファッション専用FCの開業を発表している。
関連記事
- Amazonの影響が最も大きな国は「日本」
PwCの調査によると、Amazonの登場で「小売店で買い物する頻度が減った」と答えた割合が最も高かったのは日本。日本では、オンラインで買い物をする消費者の10人中9人がアマゾンを利用したことがあるという。 - 大手スーパー買収のアマゾン、小売の「帝国」になれるのか
ネット通販大手のアマゾンが、スーパーマーケットのホールフーズ・マーケットを買収すると発表した。厳しい業界に参入するアマゾンは、一体どこに向かっているのか。また、アマゾンに勝算はあるのか。買収の背景を分析する。 - Amazon「プライムデー」、配送は「数カ月前から準備」
アマゾンジャパンが7月10日午後6時から有料会員向けスペシャルセール「プライムデー」を実施。配送量の増大を不安視する声も上がっている。チャン社長は「準備している」と記者会見で繰り返した。 - Amazon、「ダッシュボタン」拡充 1000種以上に対応
アマゾンジャパンが、「Dash Button」のラインアップを拡充。約70種類のブランドが追加され、サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」など計1000種類以上の商品が選択可能になった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.