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スクエニHD、上半期は営業益2倍に ドラクエ・FF新作好調:通期予想は据え置き
スクウェア・エニックスHDが2017年4〜9月期の連結決算を発表。7月に発売した「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」シリーズの新作が好調で、大幅な増収増益となった。
スクウェア・エニックス・ホールディングス(HD)が11月8日発表した2017年4〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比24.2%増の1320億円、営業利益が約2.3倍の258億円、純利益が約3.2倍の175億円と大幅な増収増益だった。
7月に発売した「プレイステーション4(PS4)」向けゲーム「ドラゴンクエスト XI 過ぎ去りし時を求めて」「ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ」などが好調だった。
両タイトルを含むデジタルエンタテインメント事業の売上高は30.4%増の1021億円、営業利益は2.2倍の266億円。前年度に発売したPS4向けアクションRPG「NieR:Automata」の売り上げが引き続き伸びたほか、「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」などスマートフォン向けゲームアプリも好調に推移した。
アミューズメント施設の運営などアミューズメント事業は、売上高が0.7%減の211億円、営業利益は17.7%増の25億円だった。店舗運営は堅調だったものの、新規タイトルの発売数が減少したことが響いた。
コミック雑誌やコミック単行本の出版・許諾など出版事業は、売上高が24.1%増の56億円、営業利益が44.7%増の14億円。電子書籍形式でのコミック単行本の販売が好調だった。
通期予想は売上高が2600億円〜2400億円、営業利益が300億円〜250億円などのまま据え置く。
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