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きらぼし銀行、発足初日にシステム障害 振込遅延1万6000件:旧八千代銀ら3行合併
八千代銀行が東京都民銀行と新銀行東京を吸収合併して誕生したきらぼし銀行(東京都港区)で、発足初日の5月1日からシステム障害が生じた。旧八千代銀行のATMを利用した振込(入金)で一部取引が成立しないなどの事象が発生した。
八千代銀行が東京都民銀行と新銀行東京を吸収合併して誕生したきらぼし銀行(東京都港区)で、発足初日の5月1日からシステム障害が生じた。旧八千代銀行のATMを利用した振込(入金)で一部取引が成立しないなどの事象が発生した。
システム障害により、他金融機関から旧八千代銀行口座宛の振込が遅延し、約1万6000件の取引に影響が出た。現在は復旧し、入金手続きまで完了したという。
旧新銀行東京のキャッシュカードで全てのATMが利用できないという事象も起きていたが、こちらも復旧した。
きらぼし銀行は、東京きらぼしフィナンシャルグループ(旧東京TYフィナンシャルグループ、5月1日付で社名変更)傘下で、都内最大の地方銀行。首都圏に164店舗(18年3月1日現在)を展開し、中小企業や個人を中心に金融サービスを提供する。
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