iSLE「MakeShop」〜ブログ並の手軽さに進化した“新ネットショップ構築”特集:Web2.0をはるかに超える最先端のインターネット活用術

さまざまなホスティングでショップ機能は提供されていても、実際にどのように構築を行えばよいのか分からない。そんな疑問と壁を感じてオンラインショップ展開をちゅうちょしている人は多いはずだ。ブログ感覚の手軽さで構築を可能に……。MakeShopは敷居を下げたサービスとして注目されている。

» 2007年02月16日 13時00分 公開
[ITmedia]
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 ネットショッピングの需要は年々増加傾向にある。調査ベンダーである富士キメラ総研によれば、2005年には2兆4941億円だった市場規模は、2010年には4兆7040億円まで拡大すると予測されている。

 ネットショップの動向は、リアルに店舗を運営する事業者はもちろん、誰もが名前を知っている大企業、そして実店舗を運営して実績をもつ事業者など、さらにはネットショップで初めて物販を手がける主婦や定年退職後のシルバー層までと、その需要は広がる一方なのだ。

MakeShopは“売れる店”のノウハウ提供を意識

 ネットショップは、情報伝達によってアクセスが急拡大する可能性や、その反動で下がるといった乱高下が激しいものだといえる。GMOホスティング&セキュリティのホスティングブランド「アイル(iSLE)」では、ホスティングサービス事業者として、このような需要を幅広く受け止める体制作りを重視しているという。

 その中核となるのがネットショップ運営のためのアプリケーションサービス「MakeShop」。ネットショップ運営のために必要な機能をASPで提供している。初めてネットショップを運営する人がお試し感覚で利用できる月々無料のプランから、すでに実績をもつ大規模店舗向けプランまで、幅広いく用意されているのも特徴である。

 また、売り上げ手数料はいずれのプランでも0円に抑えているため、「売り上げが拡大してしまったために、ショッピングモールの売り上げ手数料支払いが、負担になっている」と考える大規模店舗でも、リーズナブルに利用できるのがメリットだろう。

 「ネットショップ開設の実績がまったくないため、お試し感覚で運営に取り組みたい」というネットショップ初心者にとっても、最も安価なプランで月額利用料金が0円からとリーズナブルであることも大きな特徴といえる。

初めてでも迷うことなく「売れる店」を作る機能提供

 iSLEがMakeShopを提供するようになったのは2005年11月のこと。それまでも、ネットショップに必要なショッピングカートをCGIで提供するなどのサービスは行っていた。

 しかし、iSLEを利用するユーザーはホスティングサービス自体を初めて利用するケースも多い。ユーザーからは、「ショッピングカートだけを提供されても、その後、どうやってショップ構築を行えばよいのかがわからない」という声が多数寄せられたという。

 そこで新たに提供されたのが「サイトデザイン」、「カート機能」、「受注・在庫管理」、「決済機能」、「アクセス解析」、「モバイル対応」などネットショップ運営に必要な機能をセットにして提供するASP型アプリケーション「MakeShop」だった。MakeShopは、ネットショップ構築はまったく初めての人でもサイト構築ができるWebアプリケーションだ。

 次に挙げるのは、サンプルではなく実際にMakeShopで構築された代表的なサイトである。これらのサイトを見れば、実際にどのようなものが構築できるのか実感することができるだろう。

ZOKA COFFEE<ゾッカコーヒー(株)エムフーズ>(http://zoka-coffee.com/)
有限会社 織元すみや(http://shop.sanadahimo.com/)
株式会社 丹治製菓(http://shop.tanjiseika.com/)

 続いて、MakeShopによるショップ構築について触れていこう。

 サイトにブラウザでアクセスし、上部に用意されたアイコンの「ショップ作成」をクリックすると、「ショップ名の基本設定」、「会社基本情報設定」、「お問い合わせ先設定」など、ネットショップに必要な項目が表示される。それをひとつずつ、入力していけば、ネットショップが完成する。

ショップ作成画面

 ショップである以上、必要な情報を載せるだけでは不十分だろう。サイトを訪れた人を買う気にさせる効果的なデザインが必要だ。しかし、買う気にさせるためのデザインを確立することは決して簡単ではない。

 そこでMakeShopでは、洗練された100種類以上のテンプレートを用意しており、自分が構築したいテイストのショップを手軽に作り上げることができる。商品画像はユーザー自身が用意する必要はあるものの、それ以外のソフトは必要なく、初心者であってもおおよそ2〜3時間程度でネットショップが完成する。

 このテンプレートには、MakeShopならではのノウハウが詰め込まれている。

 MakeShopのベースとなっているのは、インターネット先進国の韓国で誕生したアプリケーション。全世界で7万店舗以上利用されている。実際にネットショップを運営しているユーザーの声を反映し、機能やデザインの進化を続けているのが特徴だ。そして、GMOホスティング&セキュリティは国内サービス展開を行う窓口となっている。MakeShopのさまざまな機能拡張を支えるホスティング基盤をプラスアルファすることで、同社はネットショップ運営のトータルソリューションを提供しているわけだ。

 MakeShopで構築するサイトは、テンプレートとして提供されているショップのデザインも、「見た目の美しさ」だけを優先するのではなく、メニューの並べ方や、季節に応じたデザインを用意するといった、「買う気にさせる」という点をポイントとしている点が大きい。

 ネットショップ構築のためのアプリケーションは、ほとんどのホスティング事業者が提供している。しかし、「売れるショップを作るためのプロセスノウハウ」を蓄積したアプリケーションは少ない。MakeShopは、ショップ用アプリケーションとして進化を続けてきた結果、「売るためのノウハウ」を機能の中に取り込んでいる。

テンプレート選択画面

 もちろん、テンプレートを活用せず、オリジナルデザインのショップを採用するユーザーにも対応しており、独自に作ったデザインを利用したり、HTML編集によって独自ページを構築することも可能。「ショッピングモールを利用してきたが、自由度が低いので満足できなかった」というネットショップ上級者にも、満足してもらえる、「オリジナリティの追求」を実現している。

購買後の顧客フォローは実際の運営面で重要

 MakeShopのもうひとつの特徴は、ショップを管理するための機能が充実している点にある。

 ネットショップは、サイトを構築することが目的ではない。顧客から届く問い合わせに適切に対処しながら、売り上げをあげていくことこそ真の目的だ。そこでMakeShopは、簡単に、なおかつ細かい管理ができるような機能を盛り込んでいる。

 「管理画面のトップ」というページにアクセスすると、「本日のステータス」、「今月のステータス」が表示される。本日のステータスには、その日の注文状況、未配送件数、掲示板、会員加入数が表示される。今月のステータスには、注文、売上、訪問、会員が表示される。管理者はここに表示された、自分のショップの現状を把握した上で、次にどんな手を打つべきかを決めることができる。

管理画面トップ

 これ以上に詳細な部分を管理していくためには、「商品管理」、「注文管理」、「会員管理」、「在庫管理」といった個々の管理機能から設定を行っていく。例えば、注文管理では、注文時期、決済方法などごとに注文内容を表示できる。注文を受けた商品がきちんと配送されているのか、入金されたのかなどを細かく管理していくことが可能だ。

 また、リピート購入者を増やすためには、既存顧客向けプロモーションも必要となる。少しでも多くの顧客にサイトにアクセスしてもらうためには、メールを使ったプロモーションを行うのが一般的だろう。

 MakeShopには、「グループメール配信機能」が設けられており、「一度でも商品を購入したことがある顧客」、「高額商品の顧客」といった条件に合わせて一斉メール配信を行うことができる。

「メール管理」の「グループ配信」の画面

 こうした機能の一つひとつがアプリケーションの使い勝手に大きな差を生むことになる。MakeShopは、全世界のユーザーからあがってくるリクエストにあわせて進化を続けてきた。パッケージではなく、ASP方式でアプリケーションを提供していることから、現在でも月に2回程度のペースで機能の拡充や新機能の搭載が行われている。常に進化を続けてきたことが、MakeShopのほかのショップ構築アプリケーションにはない、使い勝手のよさを実現する源泉となっている。

進化し続けるMakeShopのパワー

 日本のユーザーからのリクエストについても、日本語化や、日本独自の商習慣を取り込んだ機能の開発を行っている。

 それを示すのが充実したモバイル対応のための機能だ。同じネットショップといっても、パソコンで利用するネットショップと、携帯電話で利用するためのネットショップは別々のツールで構築しなければならない場合も多い。MakeShopでは、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの主要3キャリア用モバイルショップを簡単に構築できる。月額利用料金3150円以上のプランであれば、別途契約しなくてもモバイル対応機能が提供されることになる。

「モバイル」の「モバイルショップ情報の設定」

 プロモーションを行うための機能も充実し、ショップ作成をする中で、「SEO管理」という機能が用意され、検索サイトに表示されやすくなるタグやキーワードを、ページごとに設定することができる。

「ショップの設定」の「SEO管理」の画面

 アフィリエイト広告、リスティング広告についても、インターネット広告では実績をもつGMOグループの強みを生かし、別途契約は必要にはなるものの、最適な支援を行う体制を整えている。アプリケーション側には、オーバーチュアとアドワーズのコンバージョンタグを設定することで、コンバージョン数やコンバージョン率(※)を測定できる。つまり、広告を出すための組織的な支援体制と、アプリケーションの機能が揃って用意されていることになる。

※コンバージョン数やコンバージョン率は、オーバーチュアやアドワーズで提供される管理画面で確認できます。


 MakeShopはアプリケーションとして充実した機能をもった、ホスティングサービスで実績をもつiSLEならではのサービス内容であると同時に、GMOグループであることの強みを最大限に生かしたサービスとなっているのだ。

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提供:GMOホスティング&セキュリティ株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2007年6月15日