こんな時代だからこそ高性能なメールアーカイブを超低価格でメールの長期保存と検索機能を充実

コンプライアンスの高まりと人材の流動化が加速するこの時代、コミュニケーションのツールとして不可欠なメール環境に、単なるバックアップを超えたメールアーカイビングの必要性が高まっている。そんな中、メールやWeb環境の専業ベンダーのバラクーダネットワークスが放ったアーカイブアプライアンスが業界の常識を大きく覆そうとしている。

» 2009年05月18日 10時00分 公開
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メールアーカイブが注目されるわけ

 依然、底が見えない世界同時不況の中、メールアーカイブの導入が急増する理由には、SOX法やコンプライアンス対応を背景に電子メールを含む電子記録の長期保存が義務化された米国の市場変化があった。一方、日本でも近年のJ-SOX対応、内部統制対応を目的としたメールアーカイブが、従来のバックアップの代用として、主に大手企業で導入を進められつつある。

 また、終身雇用が崩壊し人材の流動化が活発化する日本では、社員の不祥事に対する情報漏えいリスクへの事後対策において、企業はすべての電子メールをライブラリとして保存し、必要に応じて、特定のメールを迅速に取り出せるメールアーカイブシステムの存在が不可欠になりつつある。それは中堅・中小企業においても例外ではない。

 メールアーカイブが注目されるのはそれだけではない。従来のメールバックアップでは不可能な機能を備えていることも大きな要因となっている。例えば、メールのリアルタイムなキャプチャとインポート機能や、送受信された全てのメール(本文・添付ファイルを含む)の長期保存、強力かつ容易な検索機能などである。ビジネス活動を支える各スタッフのメールは、企業にとって大切な資産といえる。この資産を確実に保管し、必要とあれば自在に検索し、共有することはこれからますます必要になってくる。

社内外の全メールを1台でアーカイビング

 そんな中、全世界で15万台以上の製品を世に送り出し、迷惑メールアプライアンスの導入実績において2005年〜2007年の3年連続国内出荷台数ナンバーワン(*)の座を維持するバラクーダネットワークスは、メールアーカイブアプライアンス製品「Barracuda Message Archiver」シリーズをさらに充実させた。

Eメールアーカイブソリューション Barracuda Message Archiver 「Barracuda Message Archiver」のステータス画面。Eメール、ポリシー、ストレージ利用状況の統計データなど、アプライアンスの現在ステータスをビジュアルで表示

 その最大の特徴は、インバウンド、アウトバウンド、社内間の全てのメールにたった1台で対応する包括的アーカイビング機能だ。インバウンド、アウトバウンドそれぞれに製品を設置することが求められる他社製品とは対照的に、コスト・管理負担ともに大きく軽減できるポイントとなっている。

 また、肝心の検索機能が別途オプションに設定されている製品も多い中、Barracuda Message Archiverには全文検索機能が標準で搭載されている。長期にわたる膨大な保存メールから、本文のみならず件名、メールアドレス、添付ファイルの中身まで、キーワードと柔軟な条件設定によるリアルタイムな検索を可能にし、検索の容易性と自由度を拡大している。

 さらに、CIFS(Common Internet File System)サーバと連携したネットワークストレージ管理機能を搭載することにより、外部ストレージへのミラーリングでメール情報を複製し耐障害性を強化する一方、外部ストレージを拡張領域として利用し、保存データの容量拡大を事実上無制限に実現できることも、メールアーカイブ製品として重要なポイントだ。

* 出典: 株式会社富士キメラ総研「2008年ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」
 (プレスリリース

メールアーカイブは安定運用が決め手

 全メール流量の9割がスパムといわれる中、メールアーカイブは高精度なスパム除去が決め手となる。その点、同社はアンチスパム/ウイルス製品の「Barracuda Spam & Virus Firewall」と連携してスパムを排除した後、シングルインスタンスストレージ機能によりCCやBCCなどの重複メールや添付ファイルを蓄積する前に除去し、ストレージ容量を大きく節約することが可能になっている。

 一般にメールアーカイブの導入構成は、「ジャーナルタイプ」と「SMTPタイプ」の2つに大別されるが、バラクーダネットワークスではジャーナルタイプを推奨している。その理由として、SMTPタイプと比べジャーナルタイプは、導入時にメールシステムやネットワーク構成を変更することなく設置が可能な上、全メールのコピーを特定のメールアドレスに送信するだけなのでメールの到達速度に影響を与えず、かつ万一の障害発生時も、無停止で運用可能な点が優れているからだという。

Eメールアーカイブソリューション Barracuda Message Archiver 「Barracuda Message Archiver」はジャーナルタイプの設置方法により容易な導入と安定運用を可能にする

68万円からのメールアーカイブ

 Barracuda Message Archiverの現在のラインナップは、「モデル150」(最大ユーザー数:75ユーザー、バーチャルストレージ容量:250GB)、「モデル350」(500ユーザー、0.5TB)、「モデル450」(1000ユーザー、1TB)、「モデル650」(2000ユーザー、2TB)、「モデル850」(4000ユーザー、4TB)、「モデル950」(6000ユーザー、6TB)の全6種類となっている。

 そして、このシリーズの最大のインパクトは価格にある。最小構成の「モデル150」は68万円に設定されており、同クラス他社製の3分の1程度のコストで導入できる。1000人規模で使っても309万5000円だ。また、オプション費用もなくユーザー毎のライセンスも不要なため非常に安価で運用可能となる。

 今や、メールアーカイブの導入が常識とされ始める中で、他社メールアーカイブ製品は数百万〜数千万円クラスの高額なシステムも多く、大手企業でさえ導入をためらうほどのコスト負担となるが、バラクーダネットワークスのラインナップは中堅・中小企業でも現実的なシステム投資対象として、稟議にも上げやすいだろう。

心理的な抑止効果やリスクの未然防止にも

 さらに、同シリーズはアプライアンス製品のため、設置と運用開始までの人的・時間的負担が比較的に低いこともメリットだ。複雑化するネットワークの運用監視やユーザーへの絶え間ないトラブルシューティングによって、システム担当者の負担が増加し続けている中、Barracuda Message Archiverであれば最短15分で設置でき、1時間後には運用開始が可能になった事例もあるという。

 当製品は、コンプライアンスや情報漏えい事故対策のためのアーカイビングのみならず、日常では社員のメール利用状況を上司が監視することも可能なため、心理的な抑止効果やリスクの未然防止という側面での効果も期待できる。それを68万円からの価格で実現できるのは、TCO削減に苦心する経営者にとっても大きな朗報といえるだろう。

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国内のニュースとユーザー事例にみるメールアーカイブの重要性

そもそもなぜ、メールアーカイブが必要なのか。バックアップではいけないのか。国内のニュースとユーザー事例からメールアーカイブの重要性を説明する。


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提供:バラクーダネットワークスジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2009年6月17日