「すぐに使える、使いこなせる」オールインワンのツールで業務効率をアップせよIT資産管理もログ管理もセキュリティもコスト削減もこれ1つ

PCやサーバ、ネットワーク機器からソフトウェアまで、企業が運用管理しなければならないIT資産は増えるばかり。さらにはセキュリティ対策やコスト削減などの課題も山積みだ。煩雑な運用管理業務負担を軽減するには、“使える”ツールの活用が近道だ。

» 2011年02月23日 10時00分 公開
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 企業が運用管理しなければならないIT資産は、PCやサーバ、ネットワーク機器、ソフトウェアなど多岐にわたる。これらの資産状況を正確に把握しつつ、さらにはセキュリティ対策やコスト削減などにも取り組まなくてはならない。このような業務を行う手段に資産管理ツールや運用管理ツール、セキュリティ対策ツールなどがあるが、多忙な情報システム部門担当者にとっては複数の手段を覚えて使わなければならないことが大きな負担になる。

 しかも、ツールによって使用頻度は異なる。運用管理ツールやセキュリティ対策ツールを使用する機会は多いが、資産管理ツールは1年に数回行われる監査で使用するというのが一般的だ。また、ツールを使用する担当者が異なることもある。導入当初の担当者が退職して、他の担当者がツールを使用しなければならない場合、操作方法やノウハウが分からないために、作業効率が著しく低下してしまう。セキュリティインシデントの発生で急な対応を迫られたり、内部監査で必要な資料を用意しなければならなかったりするようなシーンで、ツールの使い方がトラブルの原因になることが少なくない。

 こうした課題を解決するには、必要な機能を網羅し、すぐに使える製品を選ぶことが近道になるだろう。最近ではWindows XPからWindows 7への移行を検討する企業も増え、PCをリプレースする際に、今の時代に求められている運用管理ツールも同時にリプレースすることで、PCの展開作業を効率化したいという需要も高まりつつある。できるだけ負担の少ない運用管理を実現するツールとして注目を集めているのが、Skyの「SKYSEA Client View」(以下、SKYSEA)である。

必要なときに“使える”ことが大切

 SKYSEAの最大の特徴はその使いやすさにある。SKYSEAは、同社が教育機関向けに提供してきた教育支援ソフトウェア「SKYMENU Pro」の技術蓄積をベースに開発された。教育機関には企業のような情報システムの専門スタッフが在籍しておらず、教員が通常業務の合間にPCの管理をしなくてはならないシーンが珍しくない。SKYMENU Proは、そのようなITを主業務としないユーザーでも容易に使いこなせることを追求した製品だ。

 SKYMENU Proを原点とするSKYSEAのユーザーインタフェースには、その特徴が大いに反映されている。大きなアイコンを使った操作メニューや機能ガイドを備えており、ユーザーが操作したい機能を素早く見つけられる。初めて使用するユーザーでも迷わずに操作できる直感的な画面構成である。ハードウェアやソフトウェアの状況をレポートにまとめたいような場合でも、特別なノウハウを必要としない。日常的にSKYSEAを使用しなくても、監査対応やセキュリティインシデントの対応などですぐに使用できる。

SKYSEA Client Viewの標準画面。アイコンなどを社内のデザイナーが開発している

 例えば内部監査の際に、監査担当者がクライアントPCの運用に関する監査レポートを作成したり、ログを分析したりすることがある。IT統制の観点から、本来はこうした作業を監査担当者が専用に割り当てられた管理アカウントを使って行うべきだとされる。だが、ツールの使用方法やレポートの作成方法が分からず、監査される側の情報システム部門に依頼してしまう場合がある。

 しかしSKYSEAには、内部監査の対応に必要な分散管理機能も豊富にも用意されており、監査担当者がすぐに必要な情報を得られる。なおSKYSEAは、管理対象となるPCの台数に応じた価格体系となっており、管理画面を利用するPCを追加しても、そのPCが管理対象となるPCであれば、料金が割増しになることはない。

 現行のバージョン5には、より高度な使い方を求めるユーザーのために「エンタープライズモード」という機能が搭載されている。SKYSEAの操作に慣れたユーザーであれば、例えば右クリックメニューで必要な機能を呼び出せるなど、標準モードよりも画面切り替えが少なく、操作手順を減らすことができる。ユーザーの習熟レベルに応じて、操作性を考慮した複数のモードを選択できるメリットは大きい。

“オールインワン”だからこその優位性

 SKYSEAの機能面の特徴は「オールインワン」である点だ。単にPCやソフトウェアといったIT資産を管理するだけでなく、ログの収集・分析、セキュリティ対策といったITの運用管理に必要とされる標準の機能を網羅している。

 複数のツールを導入していれば、ツールごとに管理画面やエージェントを使用しなければならないが、SKYSEAでは1つの管理画面でそれぞれの用途に応じた操作ができ、管理対象とする機器にインストールするエージェントも1種類だけで済む。エージェントが1種類だけなら、機器の動作に与える影響が小さい。また、個々のツールの組み合わせではできない高度な分析も可能にしている。

 例えば、近くリリースされる予定のバージョン5.1には「USBメモリ等ファイル確認」という機能が用意されている。従来製品には、USBメモリなどのシリアルナンバーを登録して個体ごとに管理する「USBデバイス管理」機能があるが、新機能を利用すると、管理対象のUSBメモリを紛失した際などにファイル操作履歴を確認できるようになる。紛失したUSBメモリにどのようなファイルが保存されていたのかがすぐに分かるという。

 どのようなファイルが記録されていたのかは、操作ログを手動で解析することでも分かるが、その作業にはログ解析に関する専門的な知識やノウハウが必要で、作業時間もかかってしまう。USBメモリを紛失して情報漏えいが起きてしまった場合、迅速な対応と正確な原因分析が企業に求められ、企業に対する社会の評価にも大きく影響する。誰もがすぐに使えるツールを活用し、素早く対応できるようにすることが望ましい。

USBメモリ内ファイルの確認画面。シリアルナンバーによるUSBメモリの個体識別とファイル操作履歴情報を組み合わせて、いつ誰がどのようなファイルを保存したのかを確認できる

 また、USBメモリの紛失に気が付かない事態さえある。特に注意すべきは、USBメモリの使用機会が少ないユーザーだ。このため、SKYSEAのUSBデバイス管理機能には「USBデバイス棚卸」という機能がある。

 この機能はUSBデバイスのユーザーに対して、デバイスをPCに装着して確認することを求めるメッセージを表示する。つまり、メッセージに気付いてUSBデバイスを装着できなければ、紛失していたことが分かるという具合だ。メッセージを定期的に表示するようにすれば、ユーザーにセキュリティへの理解を深めてもらうきっかけにもなる。

 どんなに優れたツールであっても、人間の不注意によるトラブルを完全に防ぐことはできず、また、技術的にブロックしようとすれば利便性が損なわれてしまう。SKYSEAのように、“気づき”を与えることで人的な問題を軽減する運用も大切である。容易に操作でき、使いこなせるツールであるがゆえに、セキュリティ対策においても実効性の高い運用を実現していると言えるだろう。

 バージョン5.1には、この他に資産管理の機能を拡張した「詳細なソフトウェア資産管理」機能がある。一般的にソフトウェア資産管理といえば、Officeアプリケーションのようなソフトウェアが各クライアントにインストールされているかを把握し、ライセンス数の集計などを行う。「詳細なソフトウェア資産管理」では、ライセンスの情報とPCの情報を関連付け、インストールされているアプリケーションが実際にどれだけ使われているのかをPCごとに把握できるようになった。

 具体的な利用状況が分かるため、例えばインストールしていても全く使用されていないアプリケーションのライセンスを発見し、それを必要としている別のユーザーに割り当てることができる。ボリュームライセンスを購入しているような企業では、“眠ったまま”のライセンスを有効利用できるだろう。

オフィス環境のトータル管理

 Skyはパッケージソフトウェア製品のベンダーであると同時に、ソフトウェア受託開発も事業の柱としている。受託開発事業では、業務系システム開発だけでなく、デジタルカメラやスマートフォン、複合機やデジタル家電製品など組み込み分野のソフトウェアも幅広く手掛けている。PCだけでなく、周辺機器に関するノウハウも豊富だ。SKYSEAにはこうした実績で培ったノウハウが大いに反映されている。

 先に触れたUSBデバイス管理機能はもちろん、バージョン5ではプリンタやネットワークスイッチなどネットワーク機器の管理が可能になった。バージョン5.1ではオプションだがサーバ監査ログの管理も行える。今後も管理可能なデバイスの種類を拡大していく方針だ。スマートフォンやタブレット端末などの注目デバイスへの対応も期待させる。

 SKYSEAは、オールインワンにこだわって開発され続けている。バージョンアップの度に、多種多様なデバイスへの対応と機能の拡充を実現してきたが、それにもかかわらず、1つのパッケージで全ての操作ができるというのが特徴だ。どのようなユーザーにも使いやすいオールインワンの機能を実現したツールを活用することで、新しい資産の管理やセキュリティの脅威といった課題にも柔軟に対応していけるだろう。

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提供:Sky株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2011年3月22日