ビジネスで活用するタブレット デバイス:営業、教育の現場を変える「Windows 7 スレート型 PC」の魅力

個人を中心に利用が広がっているタブレット コンピュータを、ビジネス ツールとしても使おうとする動きが活発だ。幾つかあるハードウェアの選択肢の中で、慣れ親しんだユーザーインタフェースで利用できるのが、Microsoft Windows 7を搭載したスレート型 PCである。実際のビジネスシーンでどのような活用ができるのか――。営業と教育の現場の2つのシーンで想定される使い方を紹介しよう。


訪問先でのインタラクティブな営業ツールとして活用

 A君は保険会社の営業スタッフだ。自分が担当するエリアの中で、近々誕生日を迎える人を検索してアポイントを取り、あいさつがてら訪問して近況をうかがい、場合によっては保険の見直しを提案している。今日訪問するのは、数年前に保険に入ってもらったBさんだ。A君は、最寄りの駅に着くとスレート型 PCでCRMデータにアクセスし、地図で正確な場所を確認しながら、Bさん宅を目指した。

 Bさんと話していると、近々子どもが生まれるらしい。そこで、今入っている生命保険の見直しを提案してみることにした。まずはスレート型 PCで現在のBさんの契約状況を見せ、今後家族が増えるにあたって考えておいた方がよい保障内容を説明した。するとBさんも保障内容が少し不十分だと感じているようだった。しかし、実際にどのくらいの保障額にすればよいのか分からないようである。そこでA君は、説明用の動画をスレート型 PCに表示しながら、丁寧に説明した。Bさんも、おおよそどのくらいの保障内容にすべきかを分かってくれたようだ。

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 次にA君は、具体的な保険プランを説明するため、スレート型 PCに保存してあるカタログのライブラリーから自分がお勧めする保険のパンフレットを選んで説明した。Bさんは、最初は話を聞きながら眺めていただけだったが、ページをめくるように次の画面が見られることを知って、自ら興味深そうにカタログをめくり始めた。

 商品の概要が分かったところで、Bさんが希望する保障額にするためには、月々いくらになるかを検討することにした。A君のスレート型 PCは、保障額、月々の保険料、保障期間、特約など、さまざまな項目を変更して、顧客自身がシミュレーションをできるようになっている。普段はPCを触らないBさんだが、指で数字を入力するだけだったため、簡単に入力することができた。グラフも表示され、とてもイメージがしやすいようだった。

 さまざまなシミュレーションを行うことで、Bさんの納得のいくプランができた。Bさんに申込書を記入してもらっている間に、A君はBさんがシミュレートしたデータをそのまま会社の管理システムに送信。そうすることで、A君が帰社する前から正式な手続き処理を開始でき、お客様への迅速な対応が可能になるだけでなく、作業効率もアップする。

 Bさん宅の訪問を終えると、次回訪問の時に迷わないよう、スレート型 PCでBさん宅のマンションを撮影し、その写真をBさんのCRMデータに保管した。駅で電車を待っている間に、会社のグループウェアにアクセスしてスケジュールを確認し、次の訪問先へ向かった。

活用のポイント

  • キーボードのないスレート型 PCは、顧客に画面を見せながら操作しやすい。そのため、営業スタッフと顧客との間でのコミュニケーションがより円滑になり、顧客の要望に合わせた柔軟な説明や対応ができる。顧客一人ひとりに最適なサービスやサポートの実践が可能となる
  • 顧客先での打ち合わせ内容や結果をその場で社内のデータベースに保存することで、作業の効率化と正確さを向上できる。多くのスレート型 PCに標準搭載されているカメラを利用すれば、画像を共有し、関係者間でのイメージをより具体的に共有できる

いつでもどこでも学校内のリソースにアクセス

 私立中学校の教員をしているCさんが勤務する学校では、全ての教職員と生徒にスレート型 PCが配布されている。

 朝、いつものようにCさんは充電していたスレート型 PCをかばんに入れて家を出る。学校までは電車で約30分。電車の中でスレート型 PCを起動し、その日のニュースを確認するのが日課だ。毎朝の学級朝礼でその日のニュースについて生徒と議論する「今日のニュース」という時間を設けているからだ。気になった画像や新聞の記事は、朝礼で生徒に見せるために保存している。

 Cさんは学校に到着して職員室の自分の席に着くと、スレート型 PCを取り出し、校内のネットワークに接続する。そこには、教員のみが閲覧可能な校内 Webが用意されており、今日の時間割や会議の確認ができる。

 8時を過ぎると、今日欠席する生徒の保護者から電話が入り始める。Cさんは電話を受けながら、生徒の出欠をスレート型 PCで校内 Webに登録する。この学校では、連絡事項や生徒の出欠状況などを、校内 Webに登録することになっているからだ。他の教員からの連絡事項も徐々に追加されている。

 職員朝礼が始まり、校内 Webを見ながら他の教員たちと連絡事項を確認する。明日提出が締め切りのプリントがあったので、学級終礼の時に生徒に忘れず伝えるために目印をつけておくことにした。

 職員朝礼を終えると、スレート型 PCを持って学級朝礼のために自分が担任するクラスに向かう。校内 Webにアクセスし、生徒の出席を取りながら出欠状態を登録していく。連絡が無いまま欠席している生徒については、後で保護者に連絡するため目印をつけておく。出欠の確認と登録が終わったら、校内 Webの掲示板を見ながら、先ほど目印をつけておいた明日提出のプリントのことや、保護者への連絡事項を話し、生徒のスレート型 PCの連絡帳に送付しておく。

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 「今日のニュース」の時間では、今朝電車内で保存した画像や新聞をスレート型 PCに表示し、それをプロジェクタで投影しながら生徒に見せる。Cさんが書いたメモや指さした箇所もプロジェクタに反映されるため、注目すべき部分が分かりやすく生徒に伝わり、自然と生徒の意見も活発になる。生徒の発言は、校内 Webのメモ帳に書きとめておくようにしている。

 学級朝礼を終え、1時間目の授業を行うクラスに移動しながら、このクラスの授業の進度を校内 Webで確認する。ちょうど前回の教材を終えていたので、生徒のスレート型 PCからダウンロード可能なフォルダに新しい教材をおく。

 授業が始まると、スレート型 PCで校内 Webにアクセスし、出欠状態を登録する。先ほどの新しい教材を生徒にダウンロードするよう伝え、全ての生徒が教材をダウンロードしたことを、自分のスレート型 PCから確認する。

 生徒が問題を解いている様子もスレート型 PCから確認できるので、間違いの多かった箇所や時間のかかっている問題などに目印をつけておくことができる。なかなか問題が進んでいない生徒がいると、その生徒のところまでスレート型 PCを持って移動し、一緒に問題を解く。一通り問題を解き終わった後、一つひとつ解説を加えながら答えを合わせるが、先ほど目印をつけた問題に関しては、より細かく解説することで生徒に理解を深めさせる。

 空き時間には、強化準備室で宿題の確認や採点を行う。スレート型 PCから各生徒の提出ボックスにアクセスし、宿題の提出状況を登録した。採点中、間違いの多い問題があったので、授業で解説するために目印をつけておく。採点が完了すると、校内 Webの返却ボックスに宿題をおく。

 放課後、Cさんは職員室でスレート型 PCにBluetoothのマウスとキーボードを接続し、授業で使う新しい教材をOfficeソフトで作成した。こうすることでデスクトップやノート PCと変わらない作業環境で生産性を確保できる。最後に、今日一日の出来事を振り返りながら日報を作成し、各教科の先生から受け取った自分が担任するクラスの授業への出欠状況を校内 Webに登録し、校内 Webの提出ボックスにおく。

 スレート型 PCをかばんに入れ、帰宅の途へ。帰りの電車の中では、翌日の時間割を確認しながら、どういう風に授業を進めるかを考える。

活用のポイント

  • スレート型 PCを利用することで、いつでもどこからでも校内のリソースにアクセスでき、効率的に情報を引出し利用できるようになる
  • 授業中は「見せながら説明」ができ、「指をさしている箇所がプロジェクター上にも反映される」など、インタラクティブな授業が期待できる。また、スレート型 PCを持ったまま教室内を移動でき、効果的な指導ができる
  • 教員のスレート型 PCから、生徒のスレート型 PC を管理することで、生徒の学習への取り組み具合など等を把握でき、より効果的な指導ができる

スレート型 PCについての詳しい情報はこちら→ビジネス PC の新しいスタイル Slate Style




提供:日本マイクロソフト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2011年6月23日