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» 2013年09月03日 10時00分 UPDATE

ストレージはフラッシュ活用の時代へ:先進の機能をオールフラッシュで活用するストレージ基盤とは?

ITプラットフォームの高性能化や、ビッグデータなどの高速データ解析への期待が高まる中、システムの要となる記憶媒体として、レスポンスやスループットが超高速なフラッシュメモリの需要が拡大している。日立は、先進の仮想化機能を備えたユニファイドストレージ「Hitachi Unified Storage VM(以下、HUS VM)」にHUS VM向けの日立独自開発のフラッシュモジュール「Hitachi Accelerated Flash(以下、HAF)」を採用したオールフラッシュモデル「Hitachi Unified Storage VM all flash(以下、HUS VM all flash)」を開発。ビジネス分野で迅速なデータ活用を可能とし、新たな価値創出を支援するという。

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日立初のオールフラッシュモデル

 HUS VM all flashは、エンタープライズレベルの仮想化機能とユニファイド管理をサポートしたHUS VMに、日立独自開発のフラッシュモジュールHAFを採用して提供する日立初のオールフラッシュモデルだ。フラッシュモジュールのみを基本構成としているため、導入時の構成設計や複雑なデータの配置設計が簡素化でき、導入・構築・運用を容易に実現できるという。また同社では、HAFならではの高速かつ大容量、高信頼なデータ処理により、トランザクション処理やデータベースのボトルネック解消、ビッグデータの高速分析、サーバ仮想化・デスクトップ仮想化でのI/O集中への対処、科学技術計算・シミュレーション・画像/映像処理など、さまざまな拠点や事業領域から発生するデータの高速処理および迅速な活用と、それにともなう価値創出を支援するとしている。

先進の仮想化機能をサポート

 HUS VM all flashは、エンタープライズストレージ「Hitachi Virtual StoragePlatform」から継承した先進の仮想化機能を、HUS VMと同様に利用できる。例えば、異機種ストレージを含めた効率的な管理・活用と、容易なオンラインデータ移行をサポートする「ストレージデバイス仮想化機能」、容量設計・性能設計を容易化する「ボリューム容量仮想化機能」といった各種の仮想化機能を使いこなすことで、ストレージシステム全体に柔軟な容量拡張性をもたらしたり、高い使用効率や運用管理・性能設計の容易化を実現したりするという。

 また、災害時などのデータ保護・ビジネス継続を強化するローカルコピー/リモートコピー機能なども実装するほか、HDDを搭載してバックアップデータの格納などに用いることも可能。さらに、HAFとHDDとの間でデータを自動再配置する「ストレージ階層仮想化機能」で運用管理の作業を自動化・抑制しつつ、ストレージのコストパフォーマンスを向上させることも可能だとしている。

 加えて、ブロックデータをはじめ、オプションのファイルモジュールを追加で導入することでファイル・非構造化データといったさまざまなデータをまとめて格納し、運用の一元化を図れるユニファイドストレージコンセプトにも対応しており、高度化・多様化するユーザー側のニーズに、シンプルかつフレキシブルなストレージ運用管理環境を提供するという。

日立独自のHAFとコントローラによる処理の最適化

hus1plus.jpg 図1 Flash accelerationによるデータ処理の最適化

 HAFは、日立が独自開発したフラッシュメモリコントローラを搭載することで、ビットコストの低減による高いコストパフォーマンスと、大容量・高速性・高信頼性をともに実現したフラッシュモジュールだ。

 HAFは従来のSSDと比べ、ランダムリードで約3倍、ランダムライトで約1.5倍(日立調査による。実際の効果は構成/使用条件により異なる場合がある)という性能を実現しており、SAS HDDと比べてランダムスループット性能やレスポンス性能を向上させられる。

 また、HAFのポテンシャルをHUS VM all flash上でさらに引き出すのが、HDDの特性に最適化されていたストレージコントローラ機能を、フラッシュメモリを活用したデータ処理向けに最適化するソフトウェア「Flash acceleration」だ。HAFのコントローラと、ストレージコントローラが連携し、Flash accelerationによってチューニングされることで、HAFはより高いスループット性能を発揮することができる(図1)。

 さらに、フォーマットの際に各HAFが並行して自律実行する「高速LDEV(Logical Device)フォーマット機能」により、装置設定時間を大幅に短縮。HAF増設時にも、システム稼働中に短時間でフォーマット処理を実行できるため、ビジネススピードをさらに加速できるという。

すべてが自社開発製品だからこそ実現した高信頼性

hus2.jpg 図2 高信頼化のための3段階のデータ保全

 重要なビジネスでオールフラッシュモデルを活用するためには、高信頼性の確保も重要なポイントとなる。HUS VM all flashはストレージシステムとフラッシュモジュールがともに日立の自社開発製品であるため、相互連携による一段と高いレベルでの高信頼化機能を提供している。

 例えば、HUS VM all flashは定期的にHAFのデータチェックを実行し、ビット故障率の高い領域に対して故障が進行する前にリフレッシュを実施。ビット故障に対してもパラメータを調整して読み直すリトライリード機能でデータを読み出し、安全な領域へデータを移動させる。さらに、ストレージコントローラとの連携によってHAFコントローラのデータチェック結果からストレージコントローラによるデータ回復を図るなど、3段階のデータ保全の仕組みでデータを守るという(図2)。

 今後も日立は、高速なデータ処理を実現する製品を開発するなどストレージソリューションを強化し、ユーザーの価値創出を支援する構えだ。

※本記事は、日立製作所より提供された記事を許諾を得て再構成したものです。



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提供:株式会社日立製作所
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2013年9月30日