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» 2013年11月25日 10時00分 UPDATE

目指すはデータとシステムの一括保護――中堅・中小企業の最適なバックアップ手法とは

事業継続性を確保するためには、データやシステムのバックアップが不可欠だ。だが、中小企業はコストや人材不足などの問題から、取り組みは大企業より大きく後れをとっている。この状況を打開するツールとして注目を集めているのが、ストレージクラフトのバックアップ・リカバリソフトウェア最新版「ShadowProtect 5」である。ファイルやOS、アプリケーションなど、HDDの中身をすべてバックアップすることで、データに加えシステムのリカバリにも対応している点が特徴だ。

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バックアップの重要性は中堅・中小企業でも変わらない

 企業活動において顧客情報や売り上げ予測情報などの“データ”は不可欠な存在である。そのことは、データが失われた場合にさまざまな意思決定が行えず、業務遂行が不可能なことからも理解できるだろう。

 こうした事態を回避する上で重要なのがデータの確実なバックアップである。これにより、万一の際にも円滑に事業を再開でき、事業停止に伴う損失をそれだけ抑えられる。先の東日本大震災やクラウド事業者のデータ損失事故を機に、その大切さが改めて認知された。大企業ではそのための仕組み作りや見直しが進められ、データに加えてシステムのバックアップまでも行われるようになった。

 だが、中堅・中小企業に目を転じると、機運は盛り上がりに欠けるのが実情だ。背景にはバックアップは万一の備えであるために、平時での重要性が認識されにくく、予算の乏しい中堅・中小企業では導入を決断しにくいことがある。また、そのための人材確保が大企業より難しいことも理由に挙げられる。

 とはいえ、中堅・中小企業でもバックアップの大切さに変わりはない。万一のことを考えれば、何らかの早急な対策が不可欠だ。そして、現状の対策における課題を考慮すれば、そのためのツールには平時でも導入を決断できるほど安価で、専門的なITスキルがなくとも誰でも使いこなせるほど操作が簡単という2つの条件を満たすことが求められている。これらの要求を高いレベルで満たした製品が、ストレージクラフトのバックアップ・リカバリソフトウェア「ShadowProtect 5」である。

グローバルで豊富な実績、日本でも4400社が採用

 ShadowProtectは、バックアップ対象のPCやサーバにインストールして利用するツール。その特徴は独自技術の「スナップショットドライバー」により、ディスクイメージの瞬時の作成を可能にするとともに、HDDの中身を丸ごとバックアップすることで、システムの迅速なリカバリも実現したことだ。つまり、データ保護を目的にしたツールよりも、事業継続性を格段に高めることが可能なわけである。バックアップデータは外部ストレージに記録するが、その構成から複数のHDDでデータを同期させるミラーリングよりもはるかに低コストで導入、運用できる。

ストレージクラフト ジャパン ジェネラル マネージャーの岡出明紀氏 ストレージクラフト ジャパン ジェネラル マネージャーの岡出明紀氏

 その開発元である米StorageCraft Technologyは、前身となる企業まで遡ると1998年に創業。以来、同社はバックアップ専業のソフトウェアベンダーとして製品の機能強化を推し進め、高い利便性を武器にグローバルで事業を拡大させてきた。事実、ShadowProtectは11の言語にローカライズされ、米国や欧州を中心に数多くのユーザーを獲得。特にオーストラリアやニュージーランドではバックアップソフトとしてトップシェアを誇るほどである。

 欧米では遠隔監視機能を付加したマネージド・サービス・プロバイダー向けの製品も提供するなど、事業領域の拡大にも注力。前述のスナップショットドライバー技術のOEM提供も行っており、パートナーには米VMwareや米Intelなど、IT業界のリーディングカンパニーが名を連ねる。

 日本ではパートナー経由で2005年から販売を開始し、2011年には日本法人を設立。着実にユーザーの裾野を拡大させてきた。ストレージクラフト ジャパンでジェネラル マネージャーを務める岡出明紀氏は、「低価格なNAS(Network Attached Storage)製品と組み合わせれば25万円程度で基本的なバックアップ環境を整備でき、本格的にフェイルオーバさせる環境も、必要なハードも含めて45万円程度で構築できる。操作性と信頼性が高い点などが高く評価され、国内でのユーザー企業は既に4400社、ライセンス数は2万を突破している。リモートサイトへのバックアップにも対応していることから、大企業で採用されるケースも少なくない。」と日本での現状を説明する。

データベース稼働中のバックアップもスムーズに実現

 ここからは、ShadowProtectのメリットを、より詳しくみていこう。

 バックアップにおける課題の1つが、作業に要する時間である。単なるデータの複製では、バックアップ対象が大容量化するほど完了までの時間が長引き、業務に支障が出かねない。この点を踏まえ、ShadowProtectは最初に全データをバックアップ。以後は前回から変更が加わったデータのみバックアップを行う「増分イメージバックアップ」という仕組みを採用。バックアップすべきデータ量を削減することで、処理時間の大幅短縮を実現し、処理時のシステム負荷も軽減させている。

 また、データベースの稼働中はメモリ上にもデータが展開されるため、HDDの整合性あるスナップショット作成のために、Windowsでは「Volume Shadow Copy Service(VSS)」機能が用意されている。しかし、Windows付属のVSSプロバイダを使用する場合、バックアップに最適化されていないため、システム負荷やアプリケーションの状態によっては、整合性確保ができないまま処理を進めてしまうことがある。ShadowProtectの場合、独自のVSSプロバイダを実装することで、この問題はほぼ発生せず、競合製品と比べ、信頼性の高いバックアップを実現している。このため、データベース稼働中のバックアップも問題ない。

 「独自のVSSプロバイダにより処理の信頼性を大幅に高めると同時に、増分バックアップの手法により、作業も瞬時に完了することから、通常業務時間中でも問題なくバックアップを行える。」(岡出氏)

 ストレージクラフトが米国のITサービスプロバイダーに対して実施したアンケート調査でも、競合製品に対するShadowProtectの優位性として77%が信頼性を、71%がバックアップ/リカバリ時の速さを挙げている。これは、先に挙げたVSSプロバイダに限らず、ShadowProtectのバックアップおよびリカバリ処理が、効率と信頼性を考えて最適化されているからといえよう。

StorageCraftとTechValidateによる調査結果 StorageCraftとTechValidateによる調査結果

状況に応じて選択可能な3つのリカバリ法

 一言にリカバリといっても、企業が置かれた状況により最適な手法は異なる。その点を踏まえ、ShadowProtectでは次の3つの方法が用意されており、適宜、使い分けることが可能だ。

 1つ目は、バックアップイメージをWindowsのローカルディスクとしてマウントする方法である。作業は瞬時に完了し、そこからファイルやフォルダの参照と編集が可能なことから、特定のファイルを急ぎ復元したい場合に重宝できる。

 2つ目は、バックアップイメージを基にシステム全体をリカバリする方法である。システム復旧は一般的にこの方法で行われるが、ShadowProtectで注目されるのは、物理システムや仮想システムを問わず、異なるマシンに対するリストアも可能なこと。ひいては、ハードウェアに縛られることなく、より迅速な復旧につなげられる。

物理システムや仮想システムを問わず、異なるマシンへのリストアも可能 物理システムや仮想システムを問わず、異なるマシンへのリストアも可能

 3つ目は、仮想化製品「Oracle VM VirtualBox」を利用して、バックアップイメージを仮想マシンとして利用する方法である。仮想マシンの起動に要する時間は最短で約5分、長くても30分ほどだ。システム障害時の代替環境として使用することでダウンタイムの大幅短縮を見込めるほか、バックアップファイルの信頼性の検証にも活用できる。

 スタンバイ環境を提供する追加オプション「HeadStart Restore(HSR)」も用意されている。これは、バックアップイメージを基に、別途用意された仮想環境上の仮想ディスクを継続的にリカバリするものだが、障害発生時には、通常なら数時間から数日も要すテラバイト級システムの復旧を、数分の最終調整処理を行うだけで実現できる。

待機VMの自動アップデート 待機VMの自動アップデート

 バックアップイメージの遠隔レプリケーションにもオプションで対応。独自の通信プロトコルにより転送速度の高速化が図られており、ネットワーク遅延による転送中の通信断のリスクも大幅に低減されている。

考える要素を省き、容易な使いこなしを可能に

 低価格かつ高機能なことに加え、既に述べた使い方が簡単であることもShadowProtectが中小企業から支持を集める大きな理由だ。通常のバックアップやリカバリであれば、ウィザードに従いデータのバックアップ対象や保存先、スケジュールを設定するだけで実行可能。HSRによるリストアは、物理環境から仮想環境への移行であり、デバイスドライバーの調整が必要だが、その作業もコンソールのボタンをクリックするだけで完了する。

 自動バックアップのためのスケジュール機能も充実しており、完全バックアップや増分バックアップの実行時間を、分かりやすい設定画面できめ細かく設定できる。

 「操作のためにあれこれ考える必要性を極限まで省いた。これにより、簡単な手順書さえ用意しておけば誰でもリカバリが行える。この点からShadowProtectを採用する企業も多い。」(岡出氏)

 バックアップといえば時間のかかる復旧作業を発想しがちだが、ShadowProtectの高速リカバリオプションにより、思わぬところで救われたユーザもいると岡出氏。例えば、ある米国の金融機関では、パスワード管理のミスからメールサーバへのアクセスが全面遮断され、メールに添付された契約書類などの閲覧が不可能な事態に陥った。だが、幸いにもShadowProtectでバックアップを行っていたことから、バックアップイメージを基に10分程で仮想マシンを立ち上げることができ、この危機を克服できたのだという。こうした使い方も、システムを丸ごとバックアップし、仮想マシンとして迅速な立ち上げを可能にしたShadowProtectならではだ。

 ストレージクラフトでは今後、販売パートナーとの連携強化を通じて、国内におけるShadowProtectのさらなる拡販につなげる考え。バックアップツールの導入や見直しを検討している中堅・中小企業なら、一度は試すべき価値のある魅力的な製品といえそうだ。

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提供:ストレージクラフト ジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2014年1月24日