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» 2014年04月08日 10時00分 UPDATE

ひろゆきが検証するバックアップの最適解:導入はお手軽? 重複排除はどれだけ効くの? バックアップアプライアンスを現役情シスマンが試してみた

バックアップ環境の導入や運用は大変だが、シマンテックではこうした課題を解決すべくオールインワンアプライアンスの「Backup Exec 3600」を提供する。アイティメディアの現役情シスマン・ひろゆきが、アプライアンスでの導入・構築の手軽さと、データ重複排除機能の効果を実際に検証した。

[PR/ITmedia]
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 中堅・中小企業のIT担当者にとって、システムやデータのバックアップは非常に重要であるものの、限られた人手でバックアップ環境を構築したり、運用したりすることは大きな負担だ。この課題を解決すべくシマンテックは、バックアップソフト「Backup Exec 2012」を搭載するアプライアンス「Backup Exec 3600」を提供している。そこで、今回はアイティメディアの現役情シスマン・ひろゆきが、Backup Exec 3600導入の容易さを体験しつつ、バックアップの肝というべき重複排除機能の実力を試してみた。

「情シスマン・ひろゆき」とは?

hiroyuki

複数企業のIT部門を経て、現在は国内最大級のITニュースサイト「ITmedia」のインフラを支える36歳の現役IT管理者だ。今回、シマンテックのバックアップ製品を検証できる機会を得て、理想とするバックアップの実現に挑む!


初期設定も簡単、すぐにセットアップできる

 Backup Exec 3600は、エージェントライセンス無制限(本製品のみ)のBackup Exec 2012ソフトウェアと、サーバおよびストレージが一体になったアプライアンス。中堅・中小企業のバックアップシステムに最適化されたオールインワンソリューションである。

 前回の突撃取材から数日後、ひろゆきが心待ちにしていた評価機がアイティメディアに届いた。開梱すると、中身は1Uのアプライアンスと設定ガイダンスなどの付属品一式というシンプルさ。ひろゆきが最初に注目したのは、アプライアンスのフロントベゼルだった。思わず「カッコイイ」と彼がつぶやくそのデザインは、シマンテックのコポーレートカラーであるイエローとブラックを基調にしている。

搬入ベゼル アイティメディアに到着したBackup Exec 3600の評価機(左)。フロントベゼルはシャープな印象。シマンテックによれば、特に意識したものではないらしいが……

ハードウェアは電源や冷却ファン、ディスクなど壊れやすい稼働部品が冗長化されている。これだけでも、「検討時にハードウェア構成を悩まなくていい」とひろゆきは評価する。

 次に、本体に電源ケーブルやマウス、キーボード、ディスプレイをつなぎ、ガイダンスに従ってセットアップを開始する。初回起動時にハードウェアなどをチェックするためか、ログインできるまで20分ほど要した。チェックの結果は、後からWebの管理画面から確認できる。

 最初にIPアドレスやDNSなどを設定、確認した後、ハードウェアの動作に必要なWindows Storage Server 2008 R2とBackup Exec 2012のアップデートを確認する。双方の更新内容はWebの管理画面から一目で分かる。更新内容によっては再起動を必要とするが、その有無も管理画面で確認可能だ。

 開梱からここまでの作業に要した時間は約1時間。ひろゆきのファーストインプレッションは、「初期セットアップの手順に沿って進めるだけでサクサク設定ができた!」という高評価だ。この後、Windows Storage ServerとBackup Exec 2012のアップデートの適用に2時間ほどかかったが、実際に手を動かした時間はごくわずかだった。

 ひろゆきは、次にBackup Exec 2012のGUIの日本語化に取り掛かった。日本語化にはWindowsのRemote Desktop でアプライアンスにアクセスし、管理者権限でスクリプトを実行する。ただ、Remote Desktopでアクセス・操作できる時間はわずか3分間なので、操作に慣れが必要であるようだ。

 導入設定でひろゆきが唯一「ちょっとハードルが高いかも……」と感じたのは、この日本語化だけである。「手順に従えば、ほぼ問題ないけどうまくいかない時のトラブルシューティングには経験がいるかも」(ひろゆき)

update Backup ExecとWindowsのアップデート項目が一覧で表示される

 開梱からGUIの日本語化までに要した時間はのべ4時間だった。しかし、これにはいろいろな手順での検証やアップデートのチェック・適用の時間も含まれている。実際にはもっと短い時間でセットアップできるのは言うまでもない。

統一された操作感を生むGUI

 それではBackup Exec 2012のGUIを見てみよう。Microsoft OfficeのリボンUIに似て、直観的な操作性を意識したデザインである。全体の状況は「ホーム」、主要な操作は「バックアップやリストア」のアイコンをクリックする。「進む/戻る」やバックアップ対象の選択など基本的な操作はリボンU/Iによる統一された操作感を実現している。選択した項目やジョブによって操作できないボタンはグレーアウトで表示され、操作をミスする心配も少ない。

GUI 日本語化したBackup Exec 2012のGUI

 バックアップは、対象がWindowsサーバであれば、Windows Management Instrumentationを経由してエージェントをインストールでき、VMwareで稼働する仮想マシンではエージェントをインストールすることなく、管理者権限のアカウントを登録すればバックアップができる。追加された仮想マシンのバックアップは、GUIの「追加」から設定すれば良い。

 バックアップジョブの設定を、エージェントをインストールしたテスト用サーバから追加してみる。バックアップ後にほかデバイスへコピーしたい場合も、このGUIから設定できるため、「よく使われる機能が1画面にまとめられているのはいい」(ひろゆき)。認証情報はGUIの「クレデンシャル」からデバイスやサービスごとに個別に設定できる。テストを実行してみると、バックアップ対象の容量やアクセス権限などをチェックして、30分ほどで終了した。

select バックアップ対象となるサーバの選択は基本的にシンプルだ

 バックアップデータの保存先は、基本的にアプライアンス内蔵のディスクを使うが、CIFSやOpenStorageAPIを介してディスクストレージを外付けできる。しかし、テープ装置の利用には別途ドライバのインストールなどが必要になる。この点は突撃取材でシマンテックが言及していたように、原則としてテープを意識した使い方はあまりしない形になったためのようだ。

 突撃取材の際、シマンテックはこのGUIについて「シンプルで使いやすさを追求しました」と語っていた。ひろゆきは半信半疑だったが、実際にGUIをみると、「予想以上に使いやすい。これでバックアップ作業が楽になるなら、買いたいかも……」と率直に思った。

37%もの重複排除に成功。アセスメントツールの予測よりも良い結果に

 セットアップが完了し、アイティメディアで運用しているファイルサーバとほぼ同様のテストデータを使って、Backup Execが持つ重複排除機能の実力を試した。テストデータの総容量は約3.05テラバイト、ファイル数は240万8468、フォルダ数は30万7706である。記事などに使う画像や動画などのマルチメディアデータが数多く含まれ、一般的に重複排除が効きづらいとされる環境だ。

 実機検証に先立ってひろゆきは、シマンテックが提供している無償の「Symantec Backup Exec 3600 Appliance 重複排除アセスメントツール」を使い、テストデータにおける重複排除効果を確認した。そこでの結果は約25%(約750Gバイト)の重複排除率が得られると出た。ちなみに、社内のストレージで重複排除を行った場合は約21%(約600Gバイト)である。

assessment アセスメントツールで事前に調べた予想重複排除率

 それでは、Backup Exec 3600の重複排除機能を使ってバックアップを行ってみる。アプライアンスのストレージに格納されたバックアップデータは、何と37%(約1.11テラバイト)も重複排除されていた。

fullbackup 3テラバイトのフルバックアップにおける重複排除率は「1.4対1=約37%」だった!

 また事前に、Windows標準のROBOCOPYを使ってファイルサーバからテストデータを社内のストレージへバックアップしたが、その際に要した時間は約35時間だった。一方、Backup Exec 3600でもバックアップが完了するまで約34時間を要したが、これはバックアップジョブの初期設定でバックアップが成功したのかを検証するようにしていたためで、バックアップ自体の時間は約半分の17時間になるようだ。

backup ファイルサーバのバックアップを慎重に見守る

 今回の検証期間(アセスメントツール使用時から評価機の返却まで)の17日間で、約145Gバイトのデータが更新されている。その差分のバックアップに要した時間は、ROBOCOPYでは3時間半、Backup Exec 3600では2時間半(検証時間を含む)だった。

 ストレージでの重複排除率は21%、アセスメントツールでも25%だったので、「当初はさほど期待していなかった」とひろゆき。実際には37%の重複排除効果が得られ、予想以上の性能に驚いたようだ。


ひろゆきによるここまでの検証をみてみると、Backup Exec 3600アプライアンスはその導入や運用において、カタログやスペック表では語り尽くせないほどのメリットを中堅・中小企業に提供してくれる可能性を秘めたソリューションといえるだろう。

ひろゆきの「ココがポイント!」

hiroyuki

重複排除機能を持った5.5テラバイトのストレージとバックアップソフトを個別に購入してシステムを構築することもできますが、ハードウェアだけでもそれなりの値段になってしまいます。今回検証した製品では、ソフトウェアは初期設定でも十分に使えるものになっていますし、運用面でサポートを受けられることも大きなメリットといえます。また、管理者ガイドを一度も見ずに検証作業ができたことも好印象ですね。


 次回は、中堅・中小企業でも利用が拡大しつつある仮想化環境のバックアップを検証する!

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提供:株式会社シマンテック
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2014年5月8日

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