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» 2014年11月17日 10時00分 UPDATE

複雑・遅い! システムの問題を克服したバックアップ/リカバリの最新手法とは?

サーバの仮想化やデータの増大化といった潮流が企業システムの安全かつ確実な保護を難しくさせている。従来型のバックアップ/リカバリ製品では克服できなかった優れたパフォーマンスや効率性、使い勝手を実現した最新の「Symantec Backup Exec 2014」が提供するメリットを紹介しよう。

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新世代のシステムが抱えるバックアップ/リカバリの問題

 企業システムが、仮想化やモバイル、クラウドといった最新の技術によって大きく変わろうとしている。この変革は、企業の経営者やIT担当者へさまざまな課題を提示している。幾つもの課題の中で、特に管理者の頭を悩ませているのがバックアップ/リカバリだ。

 これまで以上にデータが爆発的に増大し、仮想環境と物理環境が複雑に絡み合うシステムにおいて、バックアップ/リカバリの管理・作業は困難になっている。その一方で、ビジネスのシステムへの依存度が高まり、バックアップ/リカバリの信頼性と迅速性は、いっそう重視されるようになった。

 こうしたニーズに対して、従来型のシステムに最適化された旧来のバックアップ/リカバリ手法では、既に対応しきれないのが現状だ。最新のシステムに合わせた、最新のバックアップ/リカバリツールが必要である。

 そこで今回オススメするのが、シマンテックが提供する最新のバックアップ/リカバリツール「Symantec Backup Exec 2014」である。Backup Execは、物理環境と仮想環境のバックアップを1つのソリューションで一元的に管理し、1つひとつのファイルやフォルダから、SQL ServerやActive Directory、Oracle RDBといったアプリケーションデータベース、WindowsやLinux、Mac OSなどのOSに至るまで、全てのデータとシステムを復旧するための機能を統合したツールである。

 バックアップ先のストレージも、以前から広く利用されているテープ装置だけでなく、NASやSAN、サーバの内蔵ストレージにも対応している。バックアップやリカバリにかかる作業負担や時間を軽減し、信頼性の高い仕組みを提供するソフトウェアとして人気が高い。

mrsuzuki.jpg シマンテック コマーシャル営業統括本部 ビジネスディベロップメントマネージャー 千葉俊輔氏

 最新バージョンのBackup Exec 2014では、多数の改良点と複数の新機能が搭載され、さらにバックアップ/リカバリの効率性や利便性が向上した。シマンテック コマーシャル営業統括本部 ビジネスディベロップメントマネージャーを務める千葉俊輔氏は、Backup Exec 2014の改良点を次の3つにまとめている。

 「1つ目は、システムのサポート範囲を拡張し、ユーザーニーズの高いシステムに対応したこと。2つ目は、大規模環境に適した機能とユーザーインタフェースを設けたこと。3つ目は、急増するデータをいっそう効率よく管理できるようになったことです。特に3つ目がポイントで、バックアップ/リストアの作業速度とディスク効率を大幅に向上させました」(千葉氏)

 これらBackup Exec 2014の3つの改良ポイントについて、細かく解説していこう。

ポイント1:最新システムをサポート

 新しいシステムを導入するにあたっては、適切なバックアップが可能かどうかという点も大きな選定基準の1つとなる。

 Backup Exec 2014では、新たにWindows Server 2012/2012 R2、VMware vSphere 5.5、Microsoft SharePoint 2013、Microsoft Exchange 2013といった、最新かつニーズの高いソフトウェアのサポートが追加された。

 Windows Server 2012 R2は、Backup Execを搭載するバックアップサーバとしても、バックアップの対象となるサーバとしても、使用することができる。2015年7月に予定されているWindows Server 2003のサポート終了にともなってWindows Server 2012 R2へ移行するユーザーも多く、正式なサポート対象となったことで安心して使用できる。

 仮想化基盤としては、Windows Server 2012 R2 Hyper-VとVMware vSphere 5.5 Update 2をサポートし、後述する「Changed Block Tracking(CBT)」機能に対応するため、ネットワークに負荷をかけず、非常に高速なバックアップ/リカバリが実現される。

 SharePoint 2013 SP1とExchange 2013 SP1においては、「Granular Recovery Technology(GRT)」に対応しており、1つのバックアップセットから、個別のデータを復元できるようになる。例えばExchangeであれば、メールの1つひとつを指定してリストアできるというわけだ。この機能によって、膨大な時間を要していたリストアが、非常に短時間で済むようになる。

 「最新のシステムという点では、クラウドサービスへの対応も強化していきます。まもなくリリース予定ですが、Amazon Cloud Gateway VTLに対応します。これにより、安価で堅牢性の高いAmazon S3をバックアップ先として選択できるようになります。Amazon Glacierへの自動アーカイブもサポートされているため、効率的で信頼性の高いバックアップが安価に実現できます」(千葉氏)

supportplatform.jpg 最新のプラットフォームをサポート

ポイント2:大規模環境のデータ管理を支援

 サーバ仮想化が一般的になり、企業規模によらず、規模の大きなシステムを容易に構築できるようになった。しかし、1つひとつのサーバを管理する必要のある従来型の方式では、バックアップ管理の負荷が大きい。

 Backup Exec 2014では大規模環境のバックアップ/リカバリ管理を容易にするため、ジョブの集中管理が可能となる「ジョブモニター」と複数のサーバの管理が容易になる「マルチサーバ バックアップ」を新たに搭載した。

 ジョブモニターは、管理コンソールの1つの機能として追加され、複数のジョブの状況が一目で分かるように工夫されている。ジョブの作成や編集、テストなども1つの画面から実行できるため、管理対象が多いほど利便性が向上するはずだ。

jobmonitor.jpg ジョブモニター

 マルチサーバ バックアップは、複数のサーバのバックアップ処理を1つのジョブで実行できる機能である。従来は、サーバごとにジョブを作成する必要があった。この新機能を利用すれば、複数のサーバからなるシステムを一元的に管理できるようになる。

multiseverbackup.jpg マルチサーババックアップ

ポイント3・急増するデータを効率良く管理

 旧来からデータの増加は企業システムにとって大きな問題の1つであったが、仮想化とクラウドの波は、この問題をさらに肥大化させている。そもそも長時間かかっていたバックアップは、もはや深夜作業や休日作業でも終えることができない状況だ。また、予想を超えたスピードでデータが増大するため、ストレージの拡張計画以上の追加コストが発生してしまう。

 「Backup Exec 2014では、バックアップ速度、ディスク効率、リストア速度の全てにおいて、パフォーマンスを大幅に向上させました。試験値ではありますが、従来製品と比較してバックアップ速度は最大3倍、リストア速度は最大2.2倍、ディスクの効率化につながる『重複排除率』は2倍という驚異的な性能アップです」(千葉氏)

 特に千葉氏が強調するのが、重複排除機能である。重複排除は、ストレージに格納されているデータの重複部分を共通化することで、実際に格納するデータ量を大幅に削減できる機能として、現在最も注目されているストレージ技術と言える。この効率が2倍になったということは、単純に実質的なデータ容量が半分になるということだ。

 Backup Exec 2014の重複排除オプションは、強化ポイントとして「キャッシュ読み込みの高速化」と「キャッシュ管理の効率化」が図られたほか、「Network Data Management Protocol(NDMP)対応NASバックアップの高速化」と「自動修復機能」が新たに搭載された。

 NDMPはハイエンド向けNASに搭載されていることの多い規格で、ファイルを小さなセグメントに分割して更新部分のみをやり取りすることで、バックアップ/リカバリの処理速度を高速化する技術である。シマンテックでは主要なNAS製品をテストし、検証済みリストとしてWebサイトにて公開している。対応製品のユーザーは、さらなる効率化が図れることだろう。自動修復機能は、重複排除データの整合性と不要なディスク領域を自動でチェックし、不具合があれば修復してくれる機能である。

仮想化環境のシステム復旧を強力サポート

 サーバ仮想化は企業システムにおいて標準的な技術の1つとなっている。しかし、従来のシステムとは大きく異なるがゆえに、陥りがちな“バックアップの落とし穴”というものがある。

 例えば、従来のテープバックアップと、現在主流のディスクバックアップは、技術が大きく異なる。しかし製品によっては、テープバックアップ向けのツールをディスク向けに作り直したためにテープ技術の知識が必要となったり、ディスクの性能を発揮できなかったりするケースもある。また従来通り、仮想マシンを追加する度にバックアップを設定するのでは、仮想化環境のメリットが十分に生かせない。仮想化環境はデータが肥大化しやすく、その弊害は既に述べたとおりである。

 「Backup Exec 2014は、仮想化環境に適したバックアップ環境を提供し、こうした課題を全て解決しています。例えば重複排除については、仮想マシンに搭載されたエージェントとバックアップサーバのどちら側でも処理を行うことができ、ネットワーク帯域やハードウェアの負荷を最適化することができます」(千葉氏)

 仮想化環境を守るだけでなく、仮想化のメリットを生かしてシステムそのものを保護する機能として「仮想スタンバイ機能」について紹介しておこう。

 システムのバックアップ先にHyper-VやvSphereのような仮想化基盤を用意しておく。Backup Exec 2014は、仮想サーバに加えて、物理サーバのシステムも自動で仮想化し、仮想化基盤に登録しておいてくれる。ここで、本番のサーバが被災するなどして動かせなくなっても、バックアップ先のシステムを起動するだけで、リストア作業を必要としないため、ゼロタイムでシステムが復旧するというわけだ。

vmstandby.jpg 仮想スタンバイ機能のイメージ

 仮想化やクラウド、モバイルなどの新しい技術を中心としたシステムは、サーバクライアントシステムに次ぐ第3世代のプラットフォームと捉えられている。そうした新しいシステムでは、やはり新しいバックアップ/リストアの仕組みが必要だ。シマンテックのBackup Exec 2014は、こうした新世代のプラットフォームに組み込まれるべきバックアップソリューションである。

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提供:株式会社シマンテック
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2014年12月16日

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