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» 2015年11月30日 10時00分 UPDATE

レガシーシステムを近代化:既存の業務アプリが“労せず”マルチデバイス対応に 「XGEN-WEB」でできること

最近の業務アプリケーションは、ブラウザ上で操作するWebベースが主流だ。ただし、そのほとんどはPCでの利用を想定して作られたため、多種多様な画面を備えたモバイルデバイスに対応させるのは難しい。作り直そうにもコストが掛かる。そんな課題を解決するソリューションが、日本ネクサウェブの「XGEN-WEB」である。

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 業務アプリのモバイル対応を急ぎたい、でも、コストや手間が掛かりすぎて動けない――。今、そんな悩みを抱える企業が増えている。

 意志決定のスピードが企業の競争力に大きく影響する昨今、時間や場所を選ばず社内の情報にアクセスできるモバイルデバイスは強力な武器となる。しかし、その武器もコンテンツが伴わなければ宝の持ち腐れだ

モバイルデバイス対応に取り組む企業の苦悩

Photo 日本ネクサウェブ 第一事業統括本部 営業本部 本部長 森英樹氏

 ここ数年で、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスが急速に普及し、業務システムのフロントエンドとして業務効率化に役立てようという動きが加速。これにより、多くの企業が“いかに効率よく既存の業務アプリケーションをモバイル対応にするか”という課題に直面することになった。

 ホストコンピュータからクライアント/サーバ、クライアント/サーバからWebベースシステムといったように、ハードウェアプラットフォームから根本的に変わる場合には、業務アプリケーションも一から作り直すことが当たり前だ。

 しかし、Webアプリケーションサーバで業務を処理するというバックエンドはそのままに、業務アプリケーションを操作するクライアント側のフロントエンドを改変する場合は、新たに作り直すほどのコストはかけられない。

 さらに課題解決を困難にしているのが、モバイルデバイスの多様化だ。既存の業務アプリケーションは、Windows標準のIE(Internet Explorer)で使うことだけを考えて設計すればよかったが、スマートフォンやタブレットは、OSのバージョンも画面サイズも機種によってまちまち。全てのモバイルデバイスに対応させるのは、ほぼ不可能だ。

 長年にわたってRIA(Rich Internet Application)ビジネスを展開してきた日本ネクサウェブでも、こうしたモバイルデバイス対応に関する企業の苦悩を目の当たりにしてきたという。

 「現在の業務アプリケーションのクライアントは、WindowsとIEだけではありません。モバイルデバイスの普及により、OSはiOSやAndroid、ブラウザはApple Safari、Google Chrome、Mozilla Firefox、そして縦型/横型で大小異なる画面サイズへの対応を無視できない状況になっています。

 しかし、既存の業務アプリケーションは、こうしたマルチクライアントを考慮して作られておらず、多くの企業がどのように対応させていくべきか悩んでいます」(日本ネクサウェブ 第一事業統括本部 営業本部 本部長 森英樹氏)

マルチクライアント対応の永続性を担保するnexacro

Photo 日本ネクサウェブ 最高執行責任者 永井 一美氏

 このように、マルチクライアントに対応しない既存の業務アプリケーションが稼働するシステムを、日本ネクサウェブでは“オープン系レガシーシステム”と呼ぶ。そのオープン系レガシーシステムに「マルチクライアントに対応する仕組み」を容易に組み込むソリューションとして登場したのが、日本ネクサウェブの「XGEN-WEB」だ。

 「オープン系システムは、ホストコンピュータのベンダーロックインを回避してベストオブブリードの技術を自由に選択できるというメリットがあります。ところがさまざまな技術を使った結果、各技術に精通したエンジニアが不足するなど次第に継続が難しくなりました。これは、オープン系レガシーシステムのマルチクライアント対応にも同じことが言えます。

 オープンソースの技術でマルチクライアントに対応したシステムに作り変えたとしても、果たして今後も維持していけるでしょうか。これを肩代わりするのが、当社のソリューションです」(日本ネクサウェブ 最高執行責任者 永井 一美氏)

 XGEN-WEBは、HTML5ベースのUX(ユーザーエクスペリエンス)プラットフォーム「nexacro platform」を中核としている。

 「nexacroは、OSフリー、ブラウザフリー、画面サイズフリーをシングルソースで実現するとともに、マルチクライアント対応の永続性を担保してアプリケーションの老朽化を防止するという特徴があります。従来であれば最新OSやブラウザが登場するなど環境が変化するたびに、開発者が業務アプリケーションに手を加えなければなりませんでした。

 nexacroには、そうした環境の細かい変化を全て吸収するロジックが実装されており、当社が永続的にマルチクライアント対応を保証します。業務アプリケーション自体が古くなるのではなく、環境に合わなくなってくることが老朽化であり、その防止策ということで『アンチエージング・アプリケーション基盤』と表現しています」(森氏)

 nexacroでは、「nexacro studio」というMicrosoft Visual Studioに似た専用の開発環境を使ってインタフェースを作成する。このただ1つの開発環境から、全てのクライアントで動作するアプリケーションを生み出せるのだ。画面上でプロセスを確認しながらドラッグ&ドロップでコンポーネントを貼り付け、デザインやレイアウトを調整していく。

 イベントに対する振る舞いはプロパティで設定し、必要に応じてJavaScriptを使ってコーディングする。画面が完成したらHTML5に準拠したJavaScriptモジュールが生成され、それを解釈して動くという仕組みだ。

Photo ただ1つの開発環境から、全てのクライアントで動作するアプリケーションを生み出せるnexacro studio
Photo 日本ネクサウェブ プリセールスチーム マネジャー 立石 博基氏

 「開発環境では、業務アプリケーションに求められるコンポーネントを豊富に用意しています。特に簡単な設定のみで画面レイアウトを自動リサイズしたり、デバイスの画面サイズに最適な複数のレイアウトをコーディングレスで作成したり、スマートフォンの小さい画面サイズに合うようレイアウトを複数に分割したりといった『マルチスクリーンサイズ対応機能』は、nexacroの大きな特長です」(日本ネクサウェブ プリセールスチーム マネジャー 立石 博基氏)

Photo 画面サイズが異なるさまざまな端末向けのUIを、手間をかけずに作成できる

 実行環境としては、ノンインストール、ノンプラグインで各種ブラウザに対応するHTML5実行環境に加え、独自ブラウザをインストールして利用するハイブリッドの実行環境が用意されている。

 「例えば、カメラで撮影した画像データをアプリケーション側に取り込んでデータベースに格納したり、電波の届かないオフライン環境で操作したりといったように、クライアント固有の環境に依存したアプリケーションも存在します。

 こうしたアプリケーションをサポートするために、nexacroでは各OSネイティブの専用ブラウザを用意し、そこで差異を吸収しています。これにより、1つのソースで各種ブラウザでもOSネイティブアプリとしても動く業務アプリケーションになります」(立石氏)

既存アプリに手を入れず新たなUIを構築

 XGEN-WEBには、nexacroに加えて高度なWebスクレイピング機能が搭載されている。Webスクレイピング機能とは、Webベースの業務アプリケーションの構造を分析し、解釈する機能だ。

 「既存の業務アプリケーションをマルチクライアント化する際には、幾つものハードルがあります。例えば、古いアーキテクチャで開発されているようなメンテナンス性の悪いアプリケーション、度重なる改修によってソースコードがスパゲッティ化されたアプリケーション、外部のWebサービスやWebパッケージによってブラックボックス化されたアプリケーションなどは、マルチクライアント化を阻む要因です。

 こうした課題に対して、内部のソースコードが分からなくても、マルチクライアントに対応できるのが、XGEN-WEBのWebスクレイピング機能です。既存のアプリケーションには一切、手を入れることなく、画面の中から必要なデータを抽出し、nexacroで新規に作成したマルチクライアント対応の画面インタフェースに表示し直します」(森氏)

Photo 内部のソースコードが分からなくても業務アプリをマルチクライアント対応にできるのがXGEN-WEBの特長

 XGEN-WEB自体は、2015年7月にリリースされた比較的新しいソリューションだが、ネクサウェブのWebスクレイピング機能は10数年にわたる豊富な実績がある。

 例えば国内大手金融機関では、利用者が一度のID/パスワード入力で口座やクレジットの利用明細など複数の情報を入手可能になるアカウントアグリゲーションサービスを実現するために、ネクサウェブのWebスクレイピング機能が採用された。

 これによりインターネットバンキングのトップページから自行の銀行サービスだけでなく、他行のオンラインバンキングや証券会社、クレジットカード会社が提供する情報の閲覧、携帯料金や航空会社マイレージのポイント確認が可能になり、顧客の訪問頻度アップによる関係強化と継続的なビジネス機会の拡大に大きく貢献したという。

 XGEN-WEBの導入事例も少なくない。ある小売業では、来店顧客の車両ナンバーをキーに各種顧客情報を即座に照会し、接客スタッフが適切な顧客対応を行えるよう支援するシステムを運用しているが、そのマルチクライアント化にXGEN-WEBを採用した。

 既存システムは屋内設置のPC用に作られたものだったが、それを屋外でも利用できるようにモバイルデバイス対応に拡張したのだ。開発に着手してからわずか4カ月という短期間でリリースできたのも、既存システムに一切手を加えないXGEN-WEBを採用したからこそだという。

 なお、XGEN-WEBにはクラウド版とオンプレミス版の2つが用意されている。社内にサーバを構築できない場合はクラウド上に、セキュリティの都合上クラウドが利用できない場合は社内にXGEN-WEBサーバとnexacroを配置することになる。企業の実情に合わせて提供形態が選べるのも、XGEN-WEBの特徴だ。

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提供:日本ネクサウェブ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2015年12月13日