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» 2017年06月22日 10時00分 UPDATE

クラウド移行のプロが明かす:いま、ソフトバンクの「ホワイトクラウド ASPIRE」が選ばれている理由

オンプレミスからクラウドへの移行が加速している。しかも、アプリケーションやサービスといった情報系システムだけでなく、基幹系システムのクラウド移行の動きも本格化している。そうした状況の中で、ソフトバンクの「ホワイトクラウド ASPIRE(アスパイア)」が多くのユーザーから選ばれている。数あるクラウドの中で、なぜ「ASPIRE」なのか。理由を探った。

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大都市でも地方でも、企業規模に関わらずクラウド化が加速

 クラウドの導入・活用は、一定の規模以上の従業員数やビジネスを手掛ける大手企業にとってメリットが大きいと考えている利用者は多いだろう。また、基幹系システムではなく情報系システムでの導入が多く、「クラウドは、いまひとつ堅牢性に欠ける」というイメージを持っている人もいるかもしれない。しかし、こうした状況は、ここ数年で大きく変わりつつある。

 企業において、“クラウド移行”というと、その多くは、要するに自前で社内に構築したオンプレミスの環境を、インターネット上の仮想サーバに移すことだといえる。ビジネスの基盤を手元のハードウェアからデータセンターなどに移すことで、これまで自前でやらなければならなかったハードウェアの保守や更新が不要になる。また、ビジネス規模の変化に応じて、必要な処理能力やストレージなどをスピーディに調達・調整できるようにもなる。

ソフトバンクの溝口真氏 ソフトバンクの溝口真氏

 ソフトバンクで「ホワイトクラウド ASPIRE」のビジネスに携わる溝口真氏(SE本部 セールスエンジニアリング統括部テクニカルソリューション部 クラウドソリューション第2課プロフェッショナルテクニカルマネージャー)は、「大企業や中堅・中小といった企業規模、大都市圏や地方といった経済圏の大小にかかわらず、クラウド導入が加速しています」と語る。しかも、アプリケーションやさまざまなサービスをSaaS型で導入・活用するという動きだけではなく、基幹系システムもクラウドに移行しようという動きが顕著だという。

 もはや、クラウドは東京や大阪の大手企業のみが導入するサービスではない。ビジネスの環境や状況に応じて迅速な対応を迫られる中小の企業にとっても、クラウドは当然の選択肢となっている。

 ただ、オンプレミス環境をクラウドに移すには、いくつかの課題をクリアする必要がある。例えば基幹系サービスの移行では、ソフトウェアのライセンス処理がネックとなる場合がある。また、企業によってはオンプレミスに残しておきたいサービスも存在する。その場合は、オンプレミスとクラウドをどのように連携するかが課題になる。もちろん、セキュリティや可用性の問題も無視できない。

 同時に稼働中のオンプレミス環境やクラウド移行の目的はユーザーごとに異なる。ここをどう調整するか、その手腕がクラウドサービスの提供事業者に求められているという。

SLA 99.999%――多くの導入実績による高信頼性を提供

 ソフトバンクの「ホワイトクラウド ASPIRE(以下、ASPIRE)」は、VMwareの仮想化基盤を使い「オンプレミスで構築していた基幹系システム」のクラウド移行がしやすいのが特徴だ。

キャリアグレードのクラウドサービス キャリア(通信事業者)グレードのクラウドサービスが利用できる

 ASPIREの魅力は、まず、ソフトバンクという通信事業者が手掛けるサービスであるということ。一般的に「クラウドサービス」と呼ばれるものは、データセンターに設置されたコンピュータやストレージを仮想的に分割してリソースを提供する。その仮想化されたコンピュータと、オフィスや事業所をつなぐネットワークは、ユーザーが別途用意しなければならないことが多い。つまり、クラウドサービスの提供事業者とは別に、ネットワーク事業者を選定して通信回線を構築しなければならないのだ。

 この点、ASPIREでは、ネットワーク込みでクラウドサービスが提供されている。しかも、提供するのはクローズドなWANによるセキュアな接続。これにより、インターネットとは比較にならない、高い通信セキュリティを実現している。このほか、ASPIREでは災害などにより有線のネットワークが切断された場合に備えて、モバイル(無線通信)を活用した接続経路をバックアップとして用意できる。こうした対策を提供できるのも、通信事業者であるソフトバンクが提供するサービスだからだ。

ネットワーク込みで提供されるクラウドサービス ASPIREはネットワークも込みでサービスが提供される。災害などにより有線ネットワークが切断された場合、モバイル(無線通信)や別の回線を活用したバックアップ接続も容易だ

 ASPIREでは、サーバ側の信頼性も高い。サーバの可用性を示す指標にSLA(Service Level Agreement)があるが、ASPIREではSLAを99.999%、いわゆる「ファイブナイン」を約束している。SLA99.999%の可用性は、年間のダウンタイムがわずか5.26分であることを示している。ちなみに、SLAが99.99%だとダウンタイムは52分にもなる。

ソフトバンクの前川清之氏 ソフトバンクの前川清之氏

 ソフトバンクの前川清之氏(SE本部 セールスエンジニアリング統括部テクニカルソリューション部 シニアテクニカルマネージャー)は、「ホワイトクラウドASPIREでは、お客様自身が冗長構成となるように設計・構築しなくても、標準で仮想マシンとネットワークに『ファイブ・ナイン』の高い信頼性と可用性を提供しています」と優位性を強調する。

 お客様ごとに専有サーバや専有ストレージを提供するメニューがあります。この可用性の高さは、仮想化ソフトに実績のあるVMwareの「VMware vSphere High Availability」を採用していることが一つに挙げられる。vSphere HAで構成された仮想環境は、HA(High Availability)の名からも分かるとおり、可用性が高い。例えある物理サーバがダウンしても、他の物理サーバを使って仮想マシンを自動的に起動できる。これにより、サービスの停止時間を最小限に留められるのだ。

 先に触れたライセンスの問題に関しても、ASPIREなら心配はいらない。前川氏は「お客様ごとに専有サーバや専有ストレージを提供するメニューがあります。これを使うと、普通ならクラウド上に移行できないライセンス、それがプロセッサライセンスだったとしても、持っていけるようになります」と語る。「SAPを含めて、基幹業務全部を丸ごとクラウドに移行させたお客様もいらっしゃいます」(前川氏)

 これは導入時のメニューとして用意されたものだが、ASPIREでは他にもユーザーの環境に合わせてさまざまな導入や運用を行うためのサポート態勢が整っているという。

オンプレミスの使用感をそのままクラウドで実現しトータルコストも削減

 通信事業者ならではの強固なネットワークとHA構成で高可用性を実現したサーバ、さらに長年蓄積されたノウハウと運用実績が、ASPIREを他のクラウドとは一線を画すサービスにしている。

 実際、オンプレミスからクラウドにサービスを移しても、一般のユーザーは、操作性や使用感の違いを感じることはないという。これは、ビジネス基盤をクラウドに移行した場合の最高の成功例といえる。

 毎日システムを利用するユーザーが気付かないほど完璧な移行なら、当然ながらクラウド化にあたり新たなユーザー教育は不要だ。ちなみに、ASPIREではオンプレミスで使用していたIPアドレスもそのままクラウド上に移行することもできるという。

 現在、規模の大小を問わず、多くの企業にITが導入されている。本格的なERPを導入する企業は限られるが、ファイル共有やグループウェア、給与や財務の処理をフォローするITは、今やビジネスには欠かせない。

 オンプレミスで動いているこれらのサービスをクラウド上に移せば、ハードウェアのメンテナンスや障害対応、更新などにかかる労力やコストが丸ごと削除できる。そして、人員と費用を他の“攻め”の分野に配備できることになる。これは、企業の競争力を高めるためにどうしても必要なことだ。

 当然、クラウドの費用については発生するが、ASPIREでは回線費用を含めて固定料金の料金体系となっている。費用の見積もりが正確にできるので、他の従量課金で利用するクラウドのように、うっかり予算を超えてしまうといった心配は無用だ。さらに、クラウドであれば、システムの開発やテストなど、限られた期間だけに必要な作業環境もすぐに手配できるので、無駄なコストやリソースがなくなり、ハードウェアに関して全社的に統制が取れるということもでもある。

情報系から基幹系へ、ミッションクリティカルだからこそ「クラウド」へ

 情報系のサービスから移行が進んだクラウドだが、サービスの品質が高いASPIREでは、基幹系の業務でも導入が進んでいるという。「最初は情報系が中心でしたが、今では基幹業務でもご利用いただけるところまで来ています。ERPの仕組みや財務といった、これまで外に出したくないと考えられていたものも、問題なくクラウドに出せますという状況です」(溝口氏)

 企業の基幹系システムでは、トラブルが許されない。このようなミッションクリティカルな環境こそ、信頼性の高いクラウドを利用するという意識の変化が起こっている。

 これに対応するように、前川氏は次のように語る。「重要な基幹系システムをクラウド化するためにも、高い信頼性を担保するSLAと、移行や運用がしやすいオンプレミスと同様の基盤を提供することが、クラウドプロバイダとして大事なのです」。

 オンプレミスの環境をクラウドに移行するには、どうすれば現在の環境をクラウド上で構築できるかを組み立てる必要がある。その点に関しても、導入実績が多いASPIREなら安心感がある。

 移行に際しては、やはり時間との勝負になる。特に、長年社内で使ってきた基幹系のシステムやデータは容量が大きいのが普通だ。データを転送するには、ネットワークを使うのが一般的だが、容量が大きい場合は、ディスクを使った搬送という方法もある。またASPIREでは、サブシステムを構築しておき、そこにバックアップツールを使って少しずつデータを移行する手も使えるという。

 ASPIREのシステムは、仮想マシンからイメージを読み込んでブートすることもできる。このような仕様なので、バックアップツールを使う方法など、状況に合わせた移行方法が選べる。溝口氏は「オンプレミスからASPIREへの移行に関しては、あまり不安に思ってはいません」と自信をのぞかせる。これも、数多くの導入実績を重ねたためだろう。

ASPIREが提供するサービス ASPIREが提供するサービスはここまで多岐に渡る

 移行導入から運用まで、ASPIREには常に「安心」なイメージが寄り添う。巷に数ある“クラウド”の中でも、これほどの安心感を実現しているクラウドは稀なのではないだろうか。オンプレミスからの脱却を計画する時、最初に思い出してほしいクラウドサービスだ。


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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2017年7月28日