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» 2018年03月14日 10時00分 公開

今こそエンドポイントの電源対策が急務――その理由とは

さまざまなビジネス現場で活用されているPCやNASなどのエンドポイント機器。しかしこれらの機器は、災害や事故などの予期せぬ停電でいきなりダウンしてしまうリスクを抱えている。エンドポイントに保存されている重要なデータを守るためには……。

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エンドポイントで扱うデータこそ、最新かつ重要な資産

Photo オムロン UPS事業部 プロダクトマネジメント課の月原知哉氏

 今やビジネスの成長に欠かすことができないデータ資産。この資産を守るために、データセンターや専用のマシンルームで運用されているサーバやストレージなどの機器については電源をはじめとするファシリティーが冗長化され、加えてデータセンター事業者やIT部門によって厳重に管理され、手厚い保護体制がとられている。

 だが、これだけで本当に安心と言い切れるだろうか。

 例えばオフィスでは、PCでさまざまな業務データを集計・加工したり、ワークステーションを使って図面を作製したりといった作業が日常的に行われている。部門やプロジェクト単位でNAS型のストレージを導入し、手軽なファイルサーバとして利用しているケースもよく見られる。さらにスモールビジネスや店舗などの拠点単位で見れば、これらのエンドポイントの機器が、実質的に基幹システムそのものの役割を担っている場合もある。

 工場でも同様だ。昨今、多くの製造業がIoTに積極的に取り組んでいるが、そこで導入が進んでいるのがいわゆるエッジコンピューティングである。生産ラインを構成するさまざまな装置や工場内の要所に配置したセンサーから収集したデータをいったんゲートウェイに集約し、適切な加工や統合、クレンジングなどの一次処理を施してから、データセンターやクラウド上で運用しているIoTシステムに送る役割を担うものだ。

 さらに将来的にエッジコンピューティングの世界では、IoTシステムからフィードバックされた分析結果に基づいて、生産設備のリアルタイム制御を行うなど、より高度な機能が実装されると予想されている。

 ところが、これらのPCやワークステーション、NAS、ゲートウェイなどのエンドポイント機器が、各現場でどのように使われているかというと、その大半が「近くのコンセントにつないでいるだけ」というのが実情だ。

 オムロン UPS事業部 プロダクトマネジメント課の月原知哉氏は、「エンドポイントで扱っているデータこそ、企業にとって最新かつ最も重要な資産であることを忘れてはなりません。災害や事故などによる予期せぬ停電でこのデータが失われてしまった場合、実はデータセンターで保護されているサーバのダウン時よりも大きな影響をビジネスに及ばす可能性があるのです」と警鐘を鳴らす。

業務部門のエンドユーザーでも容易に扱えるUPSが登場

 では、さまざまなビジネスの現場で重要な役割を担うエンドポイントの電源をどのように保護すればよいのだろうか。緊急事態のバックアップ電源としてUPS(無停電電源装置)があるわけだが、データセンター内のラックに設置されているような、ハイエンドのUPSをエンドポイント単位にまで配備するのはコストがまったく見合わず、現実的な解決策にはなりえない。

 かといってコンシューマー向けのUPSを導入したのでは、信頼性の観点からあまりにも心もとない。企業のエンドポイント周りの電源対策は、これまで“はざまの領域”で放置されてきたといっても過言ではないのだ。

 そうした中でオムロンがラインアップを拡充したのが、小型・軽量化を図った出力容量1500VA以下のミドル/エントリークラスのUPSである。

Photo オムロンの新モデル「BW55T」。ミドル/エントリークラスのUPSは、ここまで小型化が進んでいる
Photo オムロンの「BW120T」。縦置き、横置きのどちらでもLCD表示が見やすい

 新たにリリースしたのは「BW120T」「BW100T」「BW55T」「BW40T」の4機種で、いずれも常時商用給電方式および正弦波出力、さらには接続したPCの自動シャットダウン機能にも対応しており、エンタープライズ用途でも安心して使うことができる。価格もコンシューマー製品と同レベル(BW40Tでは2万4000円〜)に抑えられている。

 BWシリーズ新機種の特徴をさらに詳しく見ていこう。月原氏が「製品化に向けて特にこだわったポイント」として挙げるのが次の2点である。

 まずは「搭載バッテリーの長寿命化」だ。

 「周知の通り、バッテリーは経年による性能劣化が避けられませんが、お客さまからすればメンテナンスフリーで運用できる期間を少しでも伸ばしたいのが本音です。このニーズに応えるべく、産業系や医療系の機器でも多くの実績があるオムロン独自のノウハウを生かし、バッテリーの長寿命化に向けた製品の作り込みを行ってきました」と月原氏は語る。ちなみに周囲温度25度の安定した環境で運用した場合、目安として5年間のバッテリー寿命を確保できるという。

Photo 工具を使ったことがない人でもバッテリーを交換できる

 もう1つのポイントは「ユーザビリティ」だ。

 BWシリーズの各機種には大型のLCD画面が搭載されており、UPS本体の稼働状況やバッテリーの残量などをひと目で確認できる。「何らかの異常が起こった際にもエラーコードで警告するのではなく、日本語の言葉で表示するため、すぐに内容を理解できます。マニュアルを参照する必要もなく、迅速な対処が可能です」と月原氏は強調する。また、BW120T/100Tの2モデルは「向きによって回転するLCD」を装備しており、縦置き、横置きのどちらでもLCDが見やすいのもポイントだ。

 さらに、BWシリーズのバッテリー交換はホットスワップに対応し、工具なしで交換作業を行える。これもユーザーに配慮したポイントといえるだろう。

Photo LCD表示も直感的で分かりやすい。左がバッテリー残量、右が出力電力

 先述したように、ビジネス現場で使われるPCやワークステーション、NASなどのエンドポイント機器は、IT部門による保護の範囲外で運用されているケースが多いだけに、オムロンは「ITの専門知識を持たない業務部門のエンドユーザーでも簡単に取り扱えること」を重視したUPSの設計を追求してきたのである。

営業活動からアフターサービスまで、専任のプロが対応

 オムロンがここまでUPSに注力しているのは、同社の将来のビジネスを担っていく戦略製品としてUPSを位置付けているからにほかならない。

 今回、フォーカスしたのは、ミドル/エントリークラスのBWシリーズだが、実際にはオムロンは5000VAの出力容量をもつハイエンド機「BU5002RWL」を筆頭に、幅広いレンジのUPSのラインアップを取りそろえている。

 「業務現場のニーズに積極的に応えることで、今後のUPS市場においてオムロンブランドのプレゼンスを高めていきたいと考えています」(月原氏)

 まさに、この目的のために設立されたのがUPS事業部であり、「営業活動からアフターサービスまで、専任人材による一貫したプロフェッショナル体制を整えています」と訴求する。

 オムロンのこうしたUPS事業の強みが特に発揮されているのが、カスタマーサポートセンターだ。さまざまな問い合わせの一次窓口として、購入前の機種選定に関する相談から購入後のトラブル対応まで、専門知識をもったエンジニアがていねいに対応する。

 重大なトラブルを受け付けた際には迅速に代替品を手配するほか、問題を起こした製品をユーザーから引き取って調査・解析を行い、故障原因を特定し、広いユーザーへの情報提供や新製品の改良・改善につなげていくという徹底ぶりだ。

 オムロンはUPSに関して販売代理店を通じた間接ビジネスを展開しているが、一方で「お客さまとできるだけ近いところにチャネルを展開し、ダイレクトに声を聞く」ことを基本としている。この考え方を体現したのがカスタマーサポートセンターというわけだ。月原氏は、「国産メーカーならではの親身なサポートと信頼感で、UPS市場の勢力図を塗り替えていきたい」としている。

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提供:オムロン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2018年3月31日