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旭化成がコミュニケーション基盤を全面刷新 2万6000人が利用
旭化成は「Microsoft Lync Server 2010」などのコラボレーションシステムを採用し、社員の業務効率を向上させる。
旭化成は社内のコミュニケーション基盤を刷新し、組織横断型のコミュニケーションを図る。システムを提供した日本マイクロソフトが10月11日に発表した。
旭化成が採用したのは、メールシステム「Microsoft Exchange Server 2010」、コラボレーションプラットフォーム「Microsoft SharePoint Server 2010」や「Microsoft Lync Server 2010」など。今年5月に稼働を開始し、2013年3月までに移行を完了する予定。約2万6000人が利用する。
これまでは旭化成では、9つの事業会社ごとにコミュニケーション基盤が細分化され、業務効率やグループ全体のガバナンスが低下するなどの課題に直面していた。新システムへの移行により、組織の壁を越えた情報共有や社員間のコラボレーションが容易になるとともに、遠隔地の2拠点にサーバを設置したことで災害時の備えを強化することも可能になった。
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