日立アイ・エヌ・エス・ソフトウェア(日立INS)は12月11日、沖縄県内のデータセンターで提供するストレージサービス「クラウドストレージサービス on ちゅらうど」を発表した。12月16日から提供を開始する。
ちゅらうどは、関連会社の沖縄日立ネットワークシステムズが提供するクラウドサービス。ちゅらうどを機能強化した新ストレージサービスは、仮想マシンに付随したストレージを拡張する「大容量ストレージサービス」と、オンラインストレージとして利用できる「ファイルお預かりサービス」の2つのメニューを用意する。いずれも最小500ギガバイトから提供し、100ギガバイト単位で増設が可能。ファイルお預かりサービスは2014年2月1日から提供を始める。
現在、首都圏を中心に多くの企業が災害などの有事における事業継続対策の強化を検討しており、離れた拠点のクラウドストレージサービスの需要が増えている。そうした中、日立INSは、同サービスや各種ソリューションによって年間5億円の売り上げを目指すとしている。
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