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童話王国
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■戦闘重視のハードな雰囲気のMMORPG
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 ネットゲームかなりハマり気味な僕だが,この「KnightOnline」は以前から気になっていたゲームだ。

 この「KnightOnline」は,エルモラドとカルスという2大勢力が争う戦いに重点が置かれた,なかなか歯ごたえのありそうなMMORPGだったからだ。

 早速クライアントをダウンロードしてアカウントも作成し,いざプレイ開始だ。

 キャラクター作成では,職業ごとに種族が特化した魔族のカルスか,オールマイティに職業が選べる人間族のエルモラドの2種類から勢力を選ぶようだ。

 僕は,最初から女性キャラで弓を使いたかったので,エルモラドのログ(盗賊かな?)という職業を選ぶことにした。

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■人間族のエルモラディアンは魔族と違って1種族でどの職業にもなれる。ただし,同じ人間族でもバーバリアンはウォーリアにしかなれない。
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■モラドンの街は,皆仲良くしている初心者用の狩場フィールド。プレイヤーによる露天もたくさん並んでいる。

 そうしてキャラクター作成を終えると,プレイヤーはモラドンという地へ降り立つ。

 石畳が特徴的な巨大都市だが,周りを見渡せばカルスとエルモラドの人々が争いもせずに混在している。あれ,どういうことだ? 戦いは?

 と思ったら,どうやらここは最初にキャラクターを育てる中立地帯のような場所らしい。広場では両方の勢力の人々が店を並べ,アイテムの売り買いも盛んな様子。

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■中立地帯で敵も味方も仲良くプレイ
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 モラドンにいるNPCに話しかけていくことで,だいたいのプレイ概要がわかる。さらに,こういったゲームの初心者には初心者用NPCというキャラが配置されているので,彼女と話すことで操作やシステムを細やかに解説してくれる。

 最初は,手持ちの武器を装備し,街の外にいるモンスターを倒していけばいいみたいだ。ログは最初からダガーを持っているので,それを装備し,いざ出陣。

 見渡せば,そこかしこにミミズの化け物みたいなワームがワラワラと徘徊している。こいつらを左クリックでターゲットし,戦闘キーを押せば戦闘開始だ。最初だからか,手ごたえはそれほどではないものの,連続して戦えてなかなか爽快だ。

 モンスターを倒すと宝箱が出現し,それを左クリックで調べることで中の金とアイテムが手に入る。のっけからブーツや服等,武器が入手できるので,どんどん倒せばそのぶん装備も充実していくみたいだ。

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■街角にたたずむ初心者ヘルパー。彼女と話せばだいたいのことがわかる。操作を忘れた時などにも便利。
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■大量発生しているワームを次々と倒す。復活も早いので,プレイヤーが大勢いても不足することはない。

 レベルアップしたとき,ボーナスポイントをステータスに割り振ることで強化するというタイプで,いろんなネットゲームをやっている僕にとってはすでに慣れたシステム。出だしはなかなか好調だ。

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■クエストと鎧のアップグレードをしよう
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 しばらくして,画面の左上にあるライフバーの隣にある「Q」というアイコンに気づいた。点滅しているのでクリックしてみると,そのレベルに対応したクエストガイドが表示された。なるほど,最初はこれを見て,指定されたNPCに話しかければいいのか。

写真をクリック さっそく話しかけると,ワームから入手できる「シルクのたば」を5つ集めて来いという。すでに5つ持っていたので,再度話しかけると経験値をくれた。これは効率がいい。

 ほかにもできるクエストがいくつかあったので,いろいろ試してみることに。そのクエストの中で面白かったのが,初心者用防具の製作。

 このクエストは,店売りの初心者用防具とモンスターから入手する巻物をNPCに持って行くだけで,筋力や素早さといったステータスアップの効果が付いた防具にしてくれるというもの。

 巻物は防具1個につき1枚あればいいのだけど,どの効果が付くかは全くのギャンブル。気に入った防具ができるまで何度か試してみた。

 そのおかげで,強力な弓を装備するのに必要な素早さボーナスの付いた防具も一式揃い,それを製作するためにモンスターとNPCの間を行き来しているだけで,いつの間にかレベルも上昇していた。

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■モンスターを倒すことで,装備や武器アイテムが思いのほかゴロゴロ手に入る。違う職業の装備は売ってしまおう。
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■装備のアップグレードを行う祭壇。巻物と普通の装備だけでは,グレードが上がるだけでステータは付かない。

 ちなみに,この防具や武器のアップグレードはプレイヤーだけでも可能らしく,モラドンの街の中央にはそのための祭壇がある。

 その祭壇をターゲットすると,説明とマス目が現れるのだが,ここにアップグレードを行う巻物と防具・武器の他,ステータスアップにつながるアイテムを入れてボタンを押せば,強力な武器や防具が作れるらしい。

 ただし,成功するか失敗するかは確率で決まると書いてあった。隣でアップグレード用の巻物を売っているNPCもいるが,この値段もまだまだ手に届きそうもない。これはかなり先にならないと使えそうもない感じだ。

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パーティプレイでより強い敵を倒せ!
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 しばらく遊んでいて気づいたのだが,このモラドンにいる初心者プレイヤー達のほとんどは,レベルを上げを1人で黙々としている。

 確かに,外にいるモンスターもそれほど強くはないし,レベルの低いうちはパーティを組んでもメリットが少ないかなとも思ったが,あえてここでパーティを組んでみることに。

 狩場に出て周囲の人達に呼びかけてみると,思った以上に反応があり,すぐに数人が集まった。やはり皆,組んで遊んでみたかったようだ。誘ったこちらも少しホッとする。

 パーティーへの参加は,リーダーが仲間にしたいプレイヤーをターゲットして招待ボタンを押すか,「/invite ○○○(名前)」 というコマンドをチャットウインドウに入力するだけでできる。

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■集まってくれたプレイヤー達とパーティプレイ。盾となり,攻撃の要となってくれるウォーリアーがとても心強い。
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■巨大で強そうな相手も,数人がかりならば怖くない。パーティー人数が増えれば,より強力な敵も倒せそうだ。

 実際にパーティーを組んでみると,1体のモンスターを倒す時間と労力がかなり軽減されるうえ経験地も割りが良く,わずかな間に2〜3レベル上げることができた。なかなかいい感じだ。宝箱の中身は分けることはできないものの,取りたい人だけ取ればいいし,後でいくらでも稼ぐことはできる。

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■レベル10になったら転職で上級職へ
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 そうこうしているうちにレベル10になったので,いったんパーティーを抜けて転職することに。このゲームでは,レベル10で上級職へ転職が可能になるのだ。ログを選んだ僕は,上級職のレンジャーとなるべく,転職をさせてくれるキャプテン・クナバルを探した。

 ……いた。ドラゴンのような容姿のまるでモンスターみたいなNPCだ。恐る恐る近づいて話しかけると,わずかなお金であっさり転職することができた。また,スキルも特殊な弓矢を撃つスキルや姿を消すスキルなどが追加され,イッキにグレードアップ。

 これから先は,レベルアップするごとにステータスとこのスキルにポイントが加算され,それを割り振ってキャラクターを成長させてゆく。

 とにかく弓矢メインで戦いたかったので,全てのスキルポイントを弓のスキルに振った。これで街のはずれにいる,強そうで1人では手が出しにくかった巨大なモンスターも倒せそうだ。

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■キャプテンクナバルに転職を願い出て,ついにレンジャーに。弓のスキル等の他にも便利なスキルが増えた。
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■弓矢のスキルを上げると,炎の矢や毒矢などが撃てるようになる。少し遠目の敵でも当たるのがうれしい。

 店で最も高価なアーチェリーを購入し,いよいよ巨大なモンスターに挑戦。弓矢でどこまで遠くの敵をターゲットできるか試したところ,かなり遠くの敵まで攻撃が可能なことがわかった。そのぶん矢1発の攻撃力は弱く,接近されると大きなダメージを受ける。

 矢を1発当ててから敵が接近してくる間に倒さないと,かなり危険だ。

 しかし,何度かやるうちに弓矢攻撃の要領もわかってきて,いいペースで敵を倒すことができるようになった。

 これがまた違う職業だと,いろいろ攻め方が変わるんだろうなぁと,座ってヒットポイントを回復しながら,周囲で同じく奮戦しているプレイヤーを見て思うことしばし。

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■旅立ち モラドンの街から種族本土へ乗り込んだ!
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 それを繰り返し,ついに僕のキャラのレベルも19になった。店売りの最高級の武器を手に入れたし,モラドンの街からかなり離れた場所まで行けるようにもなった。そろそろこの土地を離れる時期が来たらしい。

 そこで僕は,人間用ワープゲートの前へと向かった。このワープゲートの先は,人間族の土地,エルモラド本土につながっている。

 まずは,レベル20〜30の敵がいるというビアナ村へ。ここからが本当の戦いだ。果たしてそこに何があるのか,不安になりながらもゲートをくぐる……。

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■モラドンのフィールドの端にいるオークやウェアウルフを倒せるようになったら,旅立ちは近い。
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■エルモラド用のワープゲート。反対側には,カルス用のワープゲートがある。移動には若干のお金が必要。

 ビアナ村は,思ったよりものどかな場所だった。モラドンの街よりもこじんまりとはしているが,必要最低限のものはあるようだ。だが,僕は村を散策する前に,いてもたってもいられず村の外へと飛び出した。フィールドがどのくらい広いのか,最初に見ておきたかったのだ。

 城壁を出ると,広大な原野が広がっている。その原野のあちらこちらにモンスターの姿も。見たこのとない種類のモンスターがたくさんいて,思わず狩りをしたくなるも,グッと我慢をして走り抜けた。

写真をクリック それにしても,広い。モラドンの街よりも遥かに広大なマップだ。モンスターさえいなければ,のどかな田園風景にも見える。このようなマップがいくつもあるのだから,レベルが上がれば,冒険のしがいもあるだろう。

 そんなことを思いつつ観光気分で道を進むと,廃村のような場所に出た。この周囲にいるモンスターは双頭の巨人のような奴。ここで,ついに僕は己の好奇心に負け,モンスターに向けて1発矢を撃ってみた……。

 敵が迫った次の瞬間,僕はなんとビアナ村に戻っていた。ログを見てみると,とんでもないダメージで瞬間的に倒されたようで,なんともはやとんだ冒険のスタートになってしまった。

 まぁ普通ならば,村の周囲のモンスターを狩ってじっくりキャラを育てるのだから当たり前か。ミスをしたのは,僕の暴挙のせいだ。

 ということで,あのデカいモンスターへリベンジするには,もう少し村の近くで修行を積む必要がありそうだ。そうして,強くなった暁には2大勢力の戦いにも是非参加してみたい。

 そう考えると,まだまだやることがたくさんあって,僕の充実した「KnightOnline」生活は,この体験記を書き終えてもまだまだ続きそうだ。

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■素早い敵はあまりいないので,横目に身ながら観光気分。しかし,この後に最初の悲劇が待っていた。
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■1発撃っても,少ししかダメージが与えられない。この時点で逃げればよかったのだが……。次こそ!

 

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