【 鋼鉄の咆哮3 〜ウォーシップコマンダー〜 】
人類の歴史を一変させる超金属「レアメタル」の発見がもたらした,もうひとつの世界大戦史。
「鋼鉄の咆哮3 〜ウォーシップコマンダー〜」は,パラレルワールドを舞台とした海戦アクションゲームだ。
待ち受ける幾多のミッションを経て技術開発力を高めてゆき,強力な艦船をつくりあげるのがこのシリーズの醍醐味。
ここではその「艦船カスタマイズ」を中心として,実際にプレイしてみた感触をお伝えしよう。
■最初は地道にミッション達成
プレイヤーは,南極大陸に誕生した「独立国家」の艦隊指揮官。超金属「レアメタル」が領土内から発見されたことで,それを狙う連合国と枢軸国の両方から宣戦布告を受けることになる。
名うての海軍国である両陣営の猛攻を抑えるには,こちらも強力な艦船を揃えて対抗するしかない。
とはいったものの,ゲーム開始当初に所有している艦船は,非力な駆逐艦程度。ここから,数々のミッションをこなして軍資金を貯め,それを技術開発に投じることで少しずつ軍事力を強化していかねばならない。
各ミッションの戦闘はリアルタイムで進行し,自ら主力艦隊を操りながら,サポートする友軍艦隊にも指令を出し,破壊すべき目標はマウスでクリックすることで攻撃する。
この点が「海戦アクション」の所以だが,反射神経よりは戦略や艦船の性能がものを言うので,アクションが苦手な人でも問題はないだろう。
艦隊編成画面。 プレイヤーが直接操る主力艦隊に加えて,最大3部隊の支援艦隊を編成できる。。 |
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■ミッションには敵艦の撃沈や輸送船の阻止,味方の護衛,地上目標の破壊といった多種多様な目的がある。。 |
■はじめての艦船設計
技術開発は5つの分野に分かれており,それぞれのレベルの上がり具合によって徐々に生産できる装備が増えてゆく。
例えば機関技術が高まるとより強力なボイラーやタービンが,兵器技術が高まると大口径の主砲や高性能の魚雷が使えるようになる,というわけだ。
こうして装備が充実してきたら、カスタマイズして艦船の能力をレベルアップさせよう。艦船の設計画面では船体の上面図と側面図が表示され,ここに開発・購入した部品を配置していく。
■5カテゴリーの技術開発に予算を投資。2種類以上の技術レベルが一定値に達しないと生産できない部品もある。
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■艦船設計画面。各部品の性能だけでなく,配置する場所によっても性能が変わってくる。
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■設計した艦船は,3D画面で外観を見ながら性能を評価することができる。
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もっとも,序盤からいきなり強力な戦艦や空母を建造できるわけではない。
当面は手持ちの駆逐艦の部品を換装して,少しずつパワーアップしていくことになる。
このあたりは,だんだん装備を充実させて自キャラを強くするRPGの楽しさに通じるところがあって面白い。 次のページへ
・鋼鉄の咆哮3 〜ウォーシップコマンダー〜 公式サイト
・メーカー:コーエー
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※画面写真は開発中の為,実際の製品とは異なる場合があります。
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