自分で設定した選手を育成し,あらゆるモードで使用できるようにするストーリーモードは,本作のもうひとつの柱。世界の頂点を取れるようなファイターが育つかどうかは,すべてプレイヤーの腕次第,とシビアなぶんだけやりがいもあるというもの。
今週はゲームスタートから一人のファイターが誕生し,UFCで活躍していくまでをつぶさに追いかけてレポートしていく。
まず最初はキャラクターの設定からスタートする。トランクスやタトゥーのデザインもいくつか用意されている。これらはゲームを進めていくことで増えていくので,細かいディティールにこだわりたいプレイヤーはゲームを進めて隠し要素をだしていこう。
顔やコスチュームなどを決めたら,次は体格を決定。体重によって階級が変化するので,自分が戦いたい階級に合わせて体重を調整するといい。
最後は選手名やプロフィールの設定をすれば,最強への物語がスタートする運びとなる。
■2メートルオーバーの長身ライト級選手や150センチしかない小柄なヘビー級選手なんてファイターも作れる……が,体のバランスが気になるなら,それなりに調整が必要(笑)。
本編は,ストリートファイトで名をはせるプレイヤーがスカウトされ,3年間でUFCに参戦できるファイターへと成長する……というプロローグからスタートする。
ここで初めて,自分が修行するジムや道場を選ぶことになる。ファーストプレイでは選べる道場が限られているが,ゲームをやりこむことで選択できる道場も増えていくのでご安心を。
それでも柔術,プロレス,キック,レスリング,相撲など選択肢は多いので,お好みで選んで育ててみよう。
ちなみに大技好きな筆者はひとまずプロレス道場にお世話になることに。
■大変ダメそうな主人公のもとにスカウトが。こんなうわさが流れるくらいなので,先に警察に捕まりそう……とか思うのはNGです。
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■道場によって育ちやすい能力が変化する。いろんな道場に通って特性をつかんでいくといいだろう。
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1カ月に2回の練習が可能で,1年が経過するといったん終了。別の技術を学ぶために他の道場に移るか,改めて技術を増やすために同じ道場に通うかを選択できる。
トレーニングは新しい技を習得するものと,ステータスを上昇させる"フォーカストレーニング"の2種類。新技は年の後半になるほど学ぶテクニックが増えるので,前半はフォーカスで基本能力を上げていくのもいいだろう。
逆に習得できる技術を限界までマスターして,覚えるものがなくなったらフォーカスへ……というメニューもある。このあたりは好みでかえていこう。 次のページへ
■どちらのトレーニングも,項目をクリアしていくことで新たな項目が選べるようになることも。せっせと練習を積んでいこう。
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