Yahoo!InternetGuide: 特別企画 - インターネットで国際交流

Yahoo! Internet Guide　2002年1月号

2002年1月24日（木）

実力診断を体験！
フリーライター　小菅フミコ
主に雑誌の編集およびライティングを手がける。10年以上前にアメリカ、イギリスに滞在経験あり。通算海外生活歴7か月。当時のTOEFLスコアは450点。

アルク語彙テスト
例文の中に入る言葉をA～Dのいずれかから選んで次の問題へ進む4択式。聞いたこともないような難しい単語から、簡単な単語まで網羅されているようだった

＜語彙テストの結果＞
Intermediate（中級）
【予想認知語彙数】
3500～6500語（日本の高校・大学教育修了レベル）
【アドバイス】
多くの人々が中級の壁に苦しんでいます。自分の語彙力が伸びていないと感じていたら、思い切って学習法を変えることが必要です。これを突破し、今後さらにあなたのコミュニケーション能力を高めていくためには、まず自分に合う学習方法を見つけ、それを毎日実践していくことが大切です。単語とその意味を単調に覚えるのではなく、フレーズや文単位で覚えていくことも効果的です。
【コメント】
小菅　英語の勉強はやらなきゃと思いつつ、できないままにしている自分へ、まさに的を射たアドバイス。でも、「多くの人々が中級の壁に苦しんでいる」と知ってちょっと安心。ただ単語を覚えても使わないと忘れてしまうのだから、この先、英語力を伸ばすためには、とにかく続けること！　そう、実感した。

アルクリスニング
画面の「R」「W」はRealPlayerかWindows Media Playerを選択する。まず英文が読み上げられ、次に問題が読み上げられる。回答は4択式。A～Dのいずれかを選んで次の問題へ進む

＜リスニングテストの結果＞
Level 5 （レベルは9段階）
【アドバイス】
日常生活に関する基本的な内容ならば、おおよそ理解できる力が備わっているようです。ただ、その理解がまだ安定しておらず、勘違いして理解することもしばしばあるでしょう。それはキーワードを聞き逃がしてしまうことが1つの要因かもしれません。文の中で意味の中心となる重要な単語を確実につかむ聞き取り練習をして、長いものも正確に理解できるようにさらに練習しましょう。
【コメント】
小菅　図星です。外人と会話しても、60％くらいしかわかっていないのに、「Oh yes.」とうなずいてしまうタイプ。確かに会話の、「キーワード」を聞き取れていない気がする。それをつかむコツがあるのなら、ぜひ勉強してみたいと思う。

　2つのテストを受験した結果、日常的な会話には何とかついていけるが、大事なところでは理解できない、という非常に中途半端な英語力しかないことがわかった。しょせん受験英語のレベルではこの程度。しかし、やる気次第ではまだまだ伸びそうな予感を上手に与えてくれる有意義なテストだった。

実力診断に使えるサイト

ペラペラ www.perapera.co.jp	クイズ形式で出題。オンライン英語雑学クイズ「ペラペラクイズ」などネーミングや構成に凝っていて、飽きずに楽しく学べるよう工夫されている。会員登録が必要。
英語教室.com www.eigokyoshitsu.com	1000以上の問題集がある。レッスンは、初級、中級、上級、TOEICに分かれており、登録後3日間まで無料で利用できる。それ以降は月額3000円。会員登録が必要。

インターネットで国際交流　3/9