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Yahoo! Internet Guide 2002年6月号 2002年6月12日(水)
ブロードバンドルータ導入ガイド

 ブロードバンドルーターではLAN側で利用する「プライベートIPアドレス」とインターネットで利用する「グローバルIPアドレス」を相互に変換する「NAT(Net work Address Translation)」や「IPマスカレード」という機能を搭載している。これらの機能が不正アクセスや侵入を未然に防ぐ「簡易ファイアウォール」としての役割を果たすわけだ。さらに、「フィルタリング機能」により、不正なアクセスをブロックしたり、検知することも可能になる。

 ブロードバンドルーターによって常時接続サービスを安心して利用できるようになるわけだ。

イラスト インターネットに接続するパソコンには、それぞれ「IPアドレス」という固有の番号が割り当てられる。これには、インターネット上で使う「グローバルIP」とLANの内部でだけ使う「プライベートIP」があり、ブロードバンドルーターが両者を変換する。プライベートIPは外部から見ることができないため、インターネット上からの不正アクセスを防ぐことができる

回線、ADSLモデムのタイプで
異なる接続方法を知る

 ブロードバンドルーターは利用する回線や環境によって、選ぶべき製品が違ってくる。

 まず、フレッツ・ADSLなどのように、ブリッジタイプのADSLモデムと組み合わせて利用するときは、そのままブロードバンドルーターを接続することができる。

 ルータータイプのADSLモデムが提供されているときは、ブロードバンドルーターではなく、ハブを導入すればいい。ただし、一般的に市販のブロードバンドルーターの方が多機能なので、それを使いたい場合は、ADSLモデムの動作モードをブリッジタイプに切り替えて、ブロードバンドルーターを組み合わせる。ADSLモデムを内蔵したブロードバンドルーターに買い替えるというのも手だ。機材が1つにまとまり、配線などもシンプルになるからだ。

 また、ADSL接続サービスでは接続手順として、主に「PPPoE」と「PPPoA」という2つの方式が採用されている。ブロードバンドルーターを利用するときは、自分が契約するADSL接続サービスがどちらの接続手順を採用しているのかを確認し、必ず対応している製品を選ぶ必要がある。パッケージやカタログ、ホームページなどで、「フレッツ・ADSL対応」などと書いてあれば安心だ。

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