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Yahoo! Internet Guide 2002年8月号 2002年8月1日(木)
インターネットユーザーのためのWindowsXP攻略ガイド
無線LANを利用するときはセキュリティに注意!

 無線LANはケーブルを使用せず、電波でデータを送受信するため、セキュリティの確保が重要になる。たとえば、アパートの自宅に無線LANのアクセスポイントを設置していたとしよう。隣に住む人がWindows XPをインストールしたパソコンに無線LANアダプタをセットすると、自宅のアクセスポイントを検出してアクセスされてしまう可能性もあるわけだ。

接続が完了したらセキュリティ設定を

 無線で接続できることが確認できたら、アクセスポイントのセキュリティ設定を忘れずにしておきたい。
 無線LANのセキュリティを確保するための方法に「WEP」というものがある。これは、送信するデータを暗号化することで、万が一データが傍受されても、内容がわからないようにするための技術。文字や数字を「WEPキー」(パスワードのようなもの)として設定すれば、これを入力しないとアクセスポイントにアクセスできなくなる。
 また、ほとんどのアクセスポイントには、ネットワーク製品固有の「MACアドレス」を登録して、そのMACアドレスを持つ機器以外からはアクセスできないように設定する機能がある。自分が使用する無線LANカードのMACアドレスだけを登録して、ほかの端末からのアクセスを防げるのだ。
 こうした機能を最大限に活用して、安心して無線LANを利用できる環境を作ろう。


知っておきたいそのほかの無線LAN設定/機能

画面 タスクトレイのワイヤレスネットワーク接続アイコンをクリックすると、接続状態を表示できる。表示を確認しながら、できるだけ電波状態のよいところで利用しよう
電波の強さは棒の数で表され、電波が弱くなると11→5.5→2→1Mbpsのステップで速度が低下する

画面 ワイヤレスネットワーク接続アイコン(下)は、右クリック時に表示されるメニューも有線LANのアイコン(上)と異なる。「利用できるワイヤレスネットワークの表示」を選べば、アクセスポイントの自動検出を実行できる
↓
画面 「プロパティ」をクリックして表示される「ワイヤレスネットワーク接続のプロパティ」画面には、「ワイヤレスネットワーク」タブがある

一度接続した無線LANの設定は、「優先するネットワーク」欄に登録され、次回以降はアクセスポイントの検出だけでなく、接続を完了するステップまで自動的に行ってくれる
↓
もしアクセスポイントが自動検出できなかった場合は、「優先するネットワーク」欄の「追加」ボタンをクリックしよう。ネットワーク名(ESS-ID)(下の囲みを参照)、データの暗号化などを手動で設定できる

XPで簡単になった無線LAN
 Windows 98/Meで無線LANを使うには、「ESS-ID」(利用したい無線LANのネットワークの名前)を自分で設定するか、付属のユーティリティを別途インストールする必要があった。XPでは、これらの作業を行わなくても簡単に無線LANが利用できる。
 XPでは、無線LANアダプタをパソコンにセットしただけで、現在利用できるアクセスポイントを自動的に検出してくれる。パソコンの画面には、検出されたアクセスポイントのESS-IDが表示され、接続したいアクセスポイントを選択するだけで、接続が確立できるのだ。
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