パソコンで録画してテレビで見る
テレビ機能付きパソコンが増えている。パソコンは番組の予約や管理には便利だが、見るのにはあまり向かない。そんなときに役立つ、パソコンで録画した番組をテレビで見る周辺機器が登場している。
パソコンのテレビ機能を便利と感じている人は多い。とくに、インターネット上の番組表を使って簡単に予約録画できるEPG機能や、インターネットで情報を収集しながら番組を見られるという点で評価が高い(下のアンケート結果参照)。
ただし、見るということを考えれば、やはり大画面でゆったりとくつろいで見られるテレビが有利だ。そこで登場したのが、ネットワークメディアレシーバーと呼ばれる周辺機器。パソコンに録りためた映像をネットワーク経由でテレビに転送し、再生するための機器だ。昨年、バイオ専用の「ルームリンク」が話題を集めたが、ほかのパソコンでも利用できる「Play@TV」が登場したことで、利用できるユーザーも増えた。
テレビ機能付きパソコンを持っている?
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ここ最近、ハードディスクに録画するタイプのビデオレコーダーに注目が集まっている。ここでは、その中でもネットワーク機能を持ち、ホームサーバーとしても利用できるものを紹介していこう。
今回のアンケートでも、非常に人気が高かったのが、ハードディスクレコーダーだ(もっとも、興味があったからアンケートに答えてくれた人も多いだろうが)。持っている人も含めて、半数以上が興味を抱いている。
ハードディスクレコーダーの便利さといえば、録画予約の簡単さや番組管理のしやすさが思い浮かぶ。また、最近人気なのはDVDレコーダーを搭載したハイブリッドタイプで、そういった機種ではDVDに保存できるというのもメリットの1つだ。
しかしここでは、「ネットワークにつながる」ということから4機種をピックアップしてみた。下に、インターネットやLAN(パソコン)につなげることで得られるアドバンテージを紹介している。機種によっては、パソコンでの再生や編集も可能だ。
こういった製品はまだ多くはないが、これから購入するのであれば、ぜひ考慮に入れたいポイントだ。なお、それぞれの機種の詳細については本誌176〜177ページに一覧表にしてあるので、参考にしてほしい。
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