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Today on ITmedia 2004年09月13日 19時55分
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YIG Yahoo! Internet Guide 2001年3月号より
#013 - ADSLvs.CATV High Speed Access

待望のADSLが本格提供へ
CATVも着実にユーザー増やす

 2000年12月、NTTはそれまで試験サービスとして提供していたインターネットのラストワンマイル「ADSL*1」を本格サービスに移行した。これにより、NTTの電話回線を利用してADSLを提供する、ベンチャー企業などの今後のサービス展開が加速するものと思われる。また同時にNTT自身も「フレッツ・ADSL*2」という名称で地域IP網を利用したADSLサービスを開始した。

 一方、2000年末の時点で約50万ユーザーを有するCATV*3は、日本で最も普及しているブロードバンドといえるだろう。全国で約700局あるCATV事業者のうち191の事業者(2000年11月末)がインターネットサービスを開始しており、今後も増加する傾向にある。

 このように今後は、ADSL(フレッツ・ADSLを含む)とCATVがお互いに競争するように日本のブロードバンドを牽引していくだろう。そうなると、一部の地域(とくに都市部)では、両方のサービスが提供され、どちらかを選択しなければならないという贅沢な悩みを抱えることにもなる。その悩みを解決しようというのが今回の目的だ。

初期費用は、工事不要の
ADSLに軍配が上がる

 サービス導入の際には、そのコストがどの程度なのか、大いに気になるところ。初期費用の点で、それぞれのサービスを比べてみよう。たとえば、東京めたりっく通信の場合、導入時に2万7000〜3万2000円が必要だ。また、フレッツ・ADSLは1万4000〜1万6500円となっている。

 これらの料金にはADSLモデムのレンタル費用や設置費用が含まれているのだが、今年の早い時期に、ADSLモデム*4に通信機器としての認可が下り、パソコンショップなどで売り切り販売が開始され、設置も自分でできるようになる見込みだ。そうなるとADSLの導入コストはさらに下がることが予想される。

 一方CATVの場合、事業者ごとに初期費用はさまざまだ。一例をあげると、東京や神奈川の一部でサービスを提供する東急ケーブルテレビの場合、テレビ同時視聴で、加入料3万円+工事費用2万1000円から(工事内容により異なる)となっている。すでにCATV回線を導入済みの賃貸住宅などを除き、一般的に工事料金の分、CATVの方が導入コストは高いケースが多い。

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