8月31日に劇場公開される映画『Returnerリターナー』で、杏さん演じるヒロインは、未来から来た謎の少女・ミリ。息詰まるアクションシーンがふんだんにある超大作だ。
「ワイヤーワークのアクションは、けっこうハードでした! 何本ものワイヤーを体に付けて、飛び込んだり……どんなシーンかは、映画を見てください(笑)。ミリがスパゲティを食べるシーンも内面が見えるように演じてみました。アクション以外の人間関係とかも、すごく深いところがある作品なんです」
子どものころから演技の仕事をしてきた杏さんだが「大先輩の方々との共演は、最初は緊張しちゃいます。でも、雰囲気になじんでいく時間があるから、映画のお仕事は好きです。『ヒマラヤ杉に降る雪』のときは、英語のセリフを工藤夕貴さんがテープに入れてくれて、それを聴いて覚えました」
学校で好きな課目は英語。1人でイギリスに1か月間滞在しての語学研修に行ったこともある。
「寄宿舎に滞在して、洗濯も自分でコインランドリーに行ってしたんですよ。最近は読書でもシェークスピアとか、古典を読むようにしています」
中学校3年生とは思えないしっかりした女の子。素顔の杏さんのインターネットライフは?
「ウチの中学は、制服は普通だけど、インターネットでは進んでるんです。各クラスに1台ずつパソコンがあって、休み時間でもインターネットが使えるし。知りたいことがすぐわかって便利! 私は、自宅で自分のホームページに出す日記とかを打ったり、という感じが多いかな。メールは普段はケータイ、長いのはパソコンで、ですね。いつか英語でホームページを見たり、メールできるくらいになりたいな〜! がんばります!」
8歳のころから芸能界入り。ドラマ、映画、CMなどで活躍。2000年にはユニバーサル映画『ヒマラヤ杉に降る雪』でハリウッドデビュー。8月31日公開の映画『Returnerリターナー』(東宝系)に続き、来春には蜷川幸雄監督による『青い炎』(東宝系)も公開される。写真集「MILLY-ANNE in Returner」が8月23日に発売。
鈴木杏さんのホームページ
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