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PART2

DVDから動画ファイルを作成

DVD活用
(禁) テクニック


ブロードバンド時代を迎えて、動画などの大容量コンテンツを取り扱う機会が増えてきた。大きい動画ファイルなら1Gバイト近くにもなり、CD-Rではバックアップできないのだ。そこでオススメは記録型DVD。今回は、機種紹介のみならず、DVDのリッピングや動画キャプチャテクニックも紹介するぞ
タイトル画像

イラスト
記録型DVDを使おう

 今一番注目を集めているデータ保存用メディアといえば、間違いなく記録型DVDだ。登場した当初はドライブがかなり高価であったが、現在では内蔵型なら4万円前後で購入できる。高画質なビデオディスクが簡単に作成できること、データを記録すればバックアップに使えることなどから、急速に普及している。

 DVDは、映画などを記録した市販DVDのイメージが強い。また、VHSなどのビデオデッキに代わる映像記録用として開発されてきた。だが、初期のころから、パソコンでデータを記録するメディアとしても販売されており、データ記録用としての歴史も古い。現在では、DVD-ROMという形で、パソコンやゲーム機、カーナビなどで使用されている。

 DVDの最大の特徴はCDを大きく上回る記録容量だ。片面1層で4.7Gバイトのデータが記録できる。DVDの大きな特徴である、レーザーの焦点距離を変えて読み出しを行う機能を応用した2層ディスクでは、片面で最大8.5Gバイトもの大容量が使用できる。採用されているファイルシステムは、CDから一新されており、統一規格であるUDFが主に用いられている。UDFは、光メディア関係の業界団体であるOSTAが作成したものだ。

 ただ、一口に記録型DVDといっても、規格が乱立しており、どれを買ったらいいのか迷ってしまう。それぞれの規格を比較して、用途に合った選び方を考えてみよう。

記録型DVDの規格は4種類あるぞ
DVD-R
メディア単価:820〜1200円
DVD-Rの最大の特徴は、DVD-ROMとの互換性の高さだ。かなり初期のドライブでもない限り、たいていのDVD-ROMドライブや市販のDVDプレイヤーでデータを読むことができる。その代わり、データの書き込みが1回限りで、書き換えることができない。著作権絡みの問題から、民生用のDVD-R for Gener alと業務用のDVD-R for Authorに分かれている。データ記録用としてだけでなく映像を記録することもできる。
DVD-RAM
メディア単価:1200〜2000円(片面)
DVD-RAMは記録型DVDとしては最も早くに規格が出来上がった。DVD-ROMとの互換性があまり高くないため、著作権関連の問題に巻き込まれなかったことが大きい。両面で9.4Gバイトのデータを記録できること、10万回以上のデータ書き換えに耐える耐久性を持つことが、大きな特徴として挙げられる、また、ライティングソフトを使わなくても、直接データを記録することができる。
DVD-RW
メディア単価:1500円程度
DVD-RWは、書き換えができる記録型DVDとして、民生用DVDビデオレコーダーで使われていることが多い。メディアの反射率が悪く一部のDVD-ROMドライブでは読み出しができないこと、パソコン用DVD-RWは民生用と違い、動画の追記に対応していないことなど、後発のDVD+RWと比べると欠点が多い。なお、DVD+RWとの区別のために「マイナスアールダブリュー」と呼ばれている。
DVD+RW
メディア単価:1200円程度
「プラスアールダブリュー」と呼ばれるDVD+RWは、後発だけあってDVD-RWのいたらない点をよく研究している。DVD-RWではメディアのフォーマットに長時間かかるが、DVD+RWではバックグラウンドフォーマット機能(後述)を搭載して、使い勝手を向上させている。また、DVD-RやDVD-RWでは、1.1Gバイト未満のデータを保存する場合、ダミーデータを記録しなければならないが、DVD+RWではこの欠点が解消されている。
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