ウェブサイトを設置するためのレンタルサーバや、プロバイダーのホームページスペースの一部では、「.htaccess」ファイルという設定ファイルの設置が許可されているところがある。一般的なUNIXのApacheによるウェブサーバでは「httpd.conf」というファイルで基本的な設定を行うが、このファイルにはサーバの管理者しかアクセスできず、一般ユーザーは手を付けられない。しかし、HTMLファイルを置くディレクトリに「.htaccess」というファイルを置くことでさまざまな設定を行うことができ、情報漏えいのようなセキュリティ上の弱点を修正できる(下図参照)。
弱点を修正できるということは、逆に使うと危険な状況を作ってしまうので、「.htaccess」の使用を認めていないサーバも多い。自分の利用しているサーバが設置を認めているかどうか確かめてみよう。